【映画紹介】2024年公開『HOW TO HAVE SEX』
こんにちは!レオです!
今回は、Discover usさんにご招待いただき、
ひと足先に試写会にて鑑賞させていただいた作品をご紹介!
タイトルは『HOW TO HAVE SEX』です!
本作のキーワード
個人的感想
いろんな視点で考えさせられる作品だなと感じました。
男性視点で感じること、友達視点で感じること、本人視点で感じること。
人によって物事の捉え方がこんなにも違ってくるものなのか。
個人的に感じたのは、性的同意についての捉え方の部分でした。
「性的同意」を1つの軸にして鑑賞してみると、
主人公の子視点で思うこと、友達の視点で思うこと、男性の視点で思うこと。
それぞれが全然違うレベルの設定で認識が違うものかと愕然としました。
本作はカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門でグランプリを獲った作品。
それを心から納得できる作品でした!
あらすじ
タラ(ミア・マッケンナ=ブルース)、スカイ(ララ・ピーク)、エム(エンヴァ・ルイス)の3人は、卒業旅行の締めくくりに、パーティーが盛んなギリシャ・クレタ島のリゾート地、マリアに降り立つ。自分だけがバージンで、 居ても立ってもいられないタラ。初体験というミッションを果たすべく焦る彼女を尻目に、親友たちはお節介な混乱を招いてばかり。タラは、バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、一人酔っぱらい、彷徨っていた。そんな中、ホテルの隣室の少年達と出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くのだが――。
見どころ①:誰もが感じたことのある若き時代の感情
学生時代、仲間と共に過ごす中で感じたことありませんか?
「あれ?なんか私友達と温度感とか違うのかな…?疎外感を感じるな…。」
でも決して仲間はずれとかにしているわけじゃないってやつです。
ちょっとメンタルが不安定な時期に起こるやつです。僕も結構ありました。
そんなちょっと懐かしくもあり、ものすごくリアルな感情がすごく丁寧に表現されています。
すごく胸が苦しくなるし、泣きたくなる瞬間もあるけど、刺さる瞬間でもありました。
見どころ②:圧倒的陽キャの作品かと思いきや…
最初観てる時は圧倒的に陽キャ向けの作品だな、理解できないなぁ、なんて思ってました。
「蛍光色の服着て、クラブで踊って騒いで、女子3人組で男性と出会って騒いで…」
この文章だけ見ると、圧倒的に陽キャ感すごいでしょ笑
コリドー街、えびよこ、宮下パーク下の居酒屋街、パブスタ、300バーなどなどにいそうな感じ。笑
これ伝わる方いるのかな。笑笑
でも、作品が進んでいくにつれて、誰でも感情移入ができる作品だなと思いました。
特に「感情」の部分に着目すると、きっと誰もが経験したことのある感情にギクッとします。
見どころ③:性的同意への認識のギャップ
上図は本作の場面写真の1つです。これは付き合っている2人の場面写真ではありません。
この写真について、どう思いますか?
- 付き合ってもないのになんでこの距離感?
- お互い両想いなのかな?
- 友達同士でもこれくらいの距離感別に普通でしょ?
この写真だけでも、人によってきっと捉え方は千差万別ですよね。
それがもし「性的同意」というセンシティブな内容だった時は…
本作は人によって認識のギャップが生まれることの苦しさが描かれます。
他人事ではありません。誰もが観ておくべき作品。
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7 月 19 日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、
シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国公開
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©BALLOONHEAVEN, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION,
THE BRITISH FILM INSTITUTE 2023
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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いかがでしたでしょうか?
若い方はもちろん、誰もが楽しめて考えさせられる作品です!
ぜひ劇場で観ていただいて、一緒に語りたいです!
もしご興味持っていただけたら、ぜひいいね!をお願いします☺️
Instagramでも映画紹介を発信しているので、ぜひ遊びにきてください!
それでは!またね〜!
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ボクもクラブ慣れしたパリピ若者の映画かと思いきや、
主人公タラの他のメンツとは違う疎外感や性的同意のズレなど感情を見る映画なんですよね。そこがこの映画の面白さですよね。
それも島ごと、1週間ぐらい通しのイベントというのもまたいいですよね。