DISCASレビュー

『グレイヴ・エンカウンターズ2』（2012）は、ジョン・ポーリキン監督によるカナダのファウンドフッテージ・ホラーで、前作『グレイヴ・エンカウンターズ』（2011）の続編。映画学生アレックス（リチャード・ハーモン）が、前作の出来事が本当だと信じ、友人たちとコリングウッド精神病院を訪れドキュメンタリーを撮影するが、幽霊や超自然現象に襲われ脱出不能の恐怖に陥る。メタフィクション要素と前作の再訪設定が新鮮だが、監督交代によるテンポの悪さと繰り返し感で批評家から酷評（Rotten Tomatoes 9%）。低予算らしいジャンプスケアと閉鎖空間の緊張はファン向け。ファウンドフッテージやシリーズ好きにオススメ。