村松健太郎
2024/01/09 14:06
DC作品大きな区切り、これでしばらく見られません…『アクアマン失われた王国』
ジェームズ・ガンによる大掛かりなリセットが宣言されてからDCコミックスの映画がことごとく面白いのは何とも皮肉な展開ですね。日本では劇場未公開に終わった『ブルー・ビートル』も快作でした。
今作で『マン・オブ・スティール』から始まったDCEUは大きな区切りなってしまいます。(『ザ・バットマン』と『ジョーカー』はユニバースを共有せずに独自路線で継続)
なんだかんだ言っても10年以上かけて築き上げてきたものがあるので、今さら言ってもしょうがないのですが何とも勿体ない感じがします。また1から始まることでファンが着いてくるのか微妙な感じもします。
ストライキの影響や不祥事などもあってマーベルも今年は『デッドプール3』と『マダム・ウェブ』だけになるようです。(ドラマは何作か待機中)。
2000年以上大ヒットの鉱脈となってきたアメコミヒーロー映画にとっては大きな岐路に立っている感がありますね。
DCEU最後の大花火となる本作『アクアマン失われた王国』は腕利きキャスト、腕利きスタッフによるヒーロー映画とはこうあるべきという楽しい一本でした。
何より主演のジェイソン・モモアがアクアマン役に対してノリに乗っているのが伝わってきます。
ここへ来て大きな転換点を迎えた感のあるアメコミ映画ですが、今作に関してはあれこれ考えずにシンプルに楽しい映画に仕上がっています。
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