映画『知らないカノジョ』を鑑賞しました❗️

miletの歌が
映画の世界そのものになったような、
音楽と映像が溶け合う作品。
彼女の歌声がスクリーンから
飛び出してくるような感覚があり、
その魅力にすっかり引き込まれました。
映像の雰囲気もこれまでにない新鮮さがあり、
まさに"音楽と映画の融合"といえる一本です。
個人的には、
大きめのメガネをかけたMiletの姿が
とてもチャーミングで印象的でした。

特に惹かれたのは、
桐谷健太さん演じる先輩。
ワイルドな振る舞いの中に、
想像もつかないほどの繊細な優しさがあり、
そのギャップがグッときました。
中島健人さん演じるリクを心から支え、
応援する姿には、
「こんな先輩がいたら幸せだなぁ」
と思わず感じてしまうほど。

物語の軸となるのは、
パラレルワールドを旅するリクの苦悩と成長。
彼が迷いながらも、
"本当に求めているもの"
に向かってひたむきに進む姿が
胸を打ちました。

milet演じるミナトとの心が
通い合う瞬間は特に美しく、
ナイトデートのシーンは
ロマンチックそのもの。
観ているうちに、
若い頃の
"好きな人と過ごした特別な時間"
がふと蘇ってくるような感覚になりました。

正直、アーティストが主演の映画は、
"黒歴史になりがち"
という先入観があったのですが、
いい意味で裏切られました。
むしろ、miletの存在感が映画全体を
引き締めていたように思います。

"時を超えても、大切な人はやっぱり大切"
——そう感じさせてくれる作品。
好きな人と
離れ離れになったことがある人には、
きっと心に響く映画になるはずです。