京介
2025/12/11 20:19
金星怪獣の襲撃 新・原始惑星への旅
金星怪獣の襲撃 新・原始惑星への旅
1968年 アメリカ 劇場未公開
スタッフ 監督:デレク・トーマス 製作:ノーマン・D・ウェルズ、ロジャー・コーマン 脚本:
ヘンリー・ネイ 撮影:ピーター・ボグダノヴィッチ 音楽:キース・ベンジャミン
キャスト マミー・ヴァン・ドーレン、メアリー・マー、ペイジ・リー、アルド・ロマーニ、マーゴ
ット・ハートマン、ピーター・ボグダノヴィッチ(ナレーション) ほか
金星探査に向かった先行ロケットが遭難。ロックハート司令官 他二名は先行船を救命すべく、金星に向かう。しかし、そこには金星に住み、神テラを崇める原始女人たちがいた。彼女たちは不時着したロケットと探索に来た調査隊を金星の侵略者(インベーダー)と判断し、次々と攻撃を仕掛けるのであった。そんなロックハートとその仲間達に次々と危機が降り掛かる!

ソ連映画「火を噴く惑星」(1962)をロジャー・コーマンが版権ごと買い取って、改変し別の映画として作り上げた幻のSF作!改変は二度行われ、一度目はフランシス・F・コッポラ編集、ベイジル・ラズボーン出演等の追加シーンを加えた「原始惑星への旅」(1965)として発表。本作は二度目の改変にあたり、編集と新たな追加シーンは「ペーパームーン」の巨匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督によるモノ。ナレーションも一部、自ら担当している。当時人気のグラビアモデル マミー・ヴァン・ドーレン等総勢10名以上の女優を起用し、セクシーな演技を披露する。それ以外にも、金星怪獣の襲撃やロボットの暴走、火星の噴火等、見所満載!米国では「火を噴く惑星」「原始惑星への旅」と本作を見比べるのが映画通の間で流行った事がある。珍品映画コレクターには外せない逸品かもしれない。
コメントする
1
件の返信
(新着順)
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示これは観たことないですけど元の『火を噴く惑星』は観たことがあります。ソ連映画ですからシリアスな作品でしたが、あらすじを拝読する限り、ロジャー・コーマンらしく娯楽要素をぶち込んで観客を取り込むような映画になっているようですね。
しかし、改変を担当したのがフランシス・F・コッポラとピーター・ボグダノビッチなんて凄い面子ですね。ロジャー・コーマンの映画界に残した人材のことを考えると彼の貢献を改めて感じざるを得ないですね。
今度、予約リストに入れておこうかな。