我が青春のワーナーブラザース~80年代に夢中になって観た作品たち~
皆さんこんにちは
椿です
ここのところ、というか、この夏、異様に忙しくて、映画コラムを書く手が止まってしまい、すっかり存在感が薄くなってしまいました・・・。(;^_^A
さて、今月のお題!
(と言ってる間に8月中の投稿、、間に合わなくなってしまいました・・)
そう、Discover us、といえばWARNER BROTHERSですよね!
ってなわけで、
『椿のおススメ!ワーナーブラザース作品!!』
で、ございますっ!
椿が、映画大好き少年だった1980年代、多くのメジャー映画会社の素晴らしい作品が多々リリースされてきた中で、
「ワーナーブラザース」
という名前は、夢の世界へ僕らを連れて行ってくれる、特別な会社でございました!
そんなワーナーが映画少年 椿を魅了した作品をご紹介しちゃいます。
といっても、椿が紹介しがちなマイナーな作品ではなく、少年時代に魅了された作品が主ですので、誰でも知ってる名作ばかりのご紹介となりますこと、あらかじめご了承くださいっ
『スーパーマン2 冒険編(1980)』
『スーパーマン』の冒頭で、スーパーマンの父親によりファントムゾーンへ追放されてしまった反逆者三人組(ゾット将軍、アーサ、ノン)がひょんなことで崩壊したファントムゾーンから解放され、地球に降り立つ。スーパーマンと同じく強大な力を得た3人は地球征服に乗り出す。そこへ、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーが加わり、彼らとスーパーマンを対決させようと企む。極悪非道の3人とスーパーマンが死闘を繰り広げる。
アメコミヒーローを蘇らせ、大ヒットを飛ばした、ヒットメーカー リチャード・ドナーが監督した『スーパーマン(1978)』の続編。ジョン・ウィリアムズの勇壮な音楽とともに、「スーパーマンならこの人」のイメージがすっかり定着してしまった、クリストファ・リーヴ(後年、そのイメージを払拭するのにかなり苦悩したようですが、結局、払拭できぬまま、不慮の事故で半身不随に)の見事なまでのスーパーマン像により完璧な映像作品となりました。
本作も当初、リチャード・ドナーが監督の予定でしたが、撮影進行中に予算が大幅に超過してしまうことが判明。これにより制作方との確執が起き、ドナーが降板。『ビートルズのヤァ!ヤァ!ヤァ!』『三銃士』『ジャガーノート』といった娯楽映画の監督として定評のあるリチャード・レスターが監督を引き継ぎ、非常にアクションに富んだ作品となりました。
前作がスーパーマンの誕生から少年期を経て青年期までを描いて哲学的な要素も詰め込み150分弱の(当時としては)長尺な作品となったのに比べ、難しいことを極力排除して凶悪なヴィランとの対決や同僚のロイスとの恋愛物語(スーパーマンは彼女との「人間的な」生活を得るため、彼の持つ「力」を捨てようとすら決心します)といった、「娯楽作」に軸足を置き、見せ場が多くテンポの良い作品に仕上がっています。
クリストファ・リーヴをはじめ、ゾット将軍のテレンス・スタンプやレックスのジーン・ハックマン、ロイスのマーゴット・キダー、レックスの相棒のネッド・ビーティら前作から引き続いての豪華キャスト、『ゴッドファーザー』のマリオ・プーゾの脚本と、スタッフも共通している部分が多く作品の質も堅持されています。音楽はジョン・ウィリアムズから、ケン・ソーンに変わっていますが、スーパーマンのテーマや愛のテーマはそのまま使われているので、違和感なく入り込めます。
後年、リチャード・ドナーが監督した「2」を観たかった!というファンの強い要望に応え、2006年にドナーが編集をした「リチャード・ドナーカット版」もあります。
『マッドマックス2(1981)』
ある民族の長老が幼き頃に出会った一人の男「マックス」の物語・・
2国間の大戦による核戦争により文明が崩壊してしまった地球。地上は砂漠化し、人々はエネルギー資源である「石油」を求めて殺し合いをしている。愛犬と共に愛車V8で放浪の旅を続けるマックス。ある日石油を発掘し、要塞を築き上げているコミュニティの住人を、狂暴なバイカーから救ったマックスは、ヒューマンガス率いるバイカー軍団により落城寸前のコミュニティの移転計画に手を貸すこととなる。マックスの運転する巨大トレーラー率いるコミュニティの住人達と、猛り狂った軍団との死闘が繰り広げられる。
暴走族VS妻子を殺された警官を描いた前作から一変、核戦争後のディストピアな世界観の中で繰り広げられる狂暴な軍隊と化した暴走族と孤独な男の戦いがハイテンションに展開する本作。『エイリアン』と『エイリアン2』くらいに「違う映画」に、初見時は唖然とし、大興奮しました。1作目も面白いものの比較的地味だったのが、本作でど派手に戦いが展開されたことで、人気を博します。公開当初は、「映画な国」アメリカではあまり振るいませんでしたが、日本をはじめその他の国ではかなりの人気となり、多くの亜流作品が生まれたり、漫画『北斗の拳』のモデルになったことは有名です。かく言う椿も、この手の作品に一番最初に出会ったのは、亜流作品『バトルトラック』でした。
『バトルトラック』も相当にかっこよい映画でしたが、やはり本家は全然違う!疾走感、超ド級の迫力、際立ちすぎるキャラクター達(特に個性的過ぎる悪役が最高!『13日の金曜日』シリーズのジェイソンに先駆けて半裸ホッケーマスクのヒューマンガスやモヒカン狂暴男など)、95分間、見せ場のつるべ打ちで気の休まるところのない熱い物語。齢80になったジョージ・ミラー監督が、衰えないテンションでリブート『マッドマックス 怒りのデスロード』『マッドマックス フュリオサ』を監督したのは、奇跡としか言えませんが、その元祖である本作はまさに必見の作品です。
先日、「午前十時の映画祭」で再上映されていたので見に行きましたが、スクリーンに展開される熱い戦いに燃えました。ブライアン・メイ(クィーンのギタリストとは別人)作曲の劇伴の感情を追い立てるようなパンチの効いた音楽がさらに効果的で、現代の音響技術と相まってものすごい映画となって蘇っており拍手喝采してしまいました!
あっ、ちなみに、亜流作品『バトルトラック』がTSUTAYA DISCASにありましたので、それも載っけておきます。ワーナーではないけどねっ。
(バトルトラックがあるなんて、さすがはTSUTAYA DISCAS!)
『トワイライトゾーン/超次元の体験(1983)』
全4話からなる超次元の不思議な物語
『偏見の恐怖』(ジョン・ランディス監督)
ガチガチの人種差別主義者が、何故か異世界に紛れ込み、自分がこれまで敵視していた人種に見做され、ユダヤ人、黒人、ベトコンとなりナチやKKK(クークラックスクラン)等の人種差別主義者たちに追いかけまわされる・・
『真夜中の遊戯』(スティーヴン・スピルバーグ監督)
孤独に余生を過ごす老人たちの集う老人ホームに、新しい入居者がやってくる。彼は不思議な輝きを持つ缶を取り出し、昔懐かしい「缶蹴り」をして子供の心を思い出そうと提案。真夜中、老人たちは缶蹴りに興じる。すると・・・
『こどもの世界』(ジョー・ダンテ監督)
女教師ヘレンは、ある少年の自転車を車で壊してしまったため、彼を家まで送ることに。彼女はその家族から歓待を受けるが、家族のそわぞわした態度が不思議でならない。どうやら少年を恐れているようだった。しかし、彼女はその理由をまざまざと知ることとなる・・
『2万フィートの戦慄』(ジョージ・ミラー監督)
高所恐怖症のジョンはやむなく旅客機に搭乗するが墜落するのではないかという妄想とよからぬ前兆によりひどく怯える。と、窓から外を見ると飛行機の翼の上に謎の生物が・・。ジョンと目が合ったそいつは不敵な笑みを浮かべエンジンを破壊しだす。狂ったように怯えるジョンは暴走し・・
80年代を代表し、そして今も映画界にレジェンドとして君臨する4人の映画監督
『ブルースブラザーズ』のジョン・ランディス、『E.T』のスティーブン・スピルバーグ、『グレムリン』のジョー・ダンテ、『マッドマックス』のジョージ・ミラーが集い作り上げた極上のミスミステリーな物語。
監督達が子供の頃あさるようにして見ていた30分枠の同名のテレビドラマ(日本では「ミステリーゾーン」というタイトルで放送)を、あの頃楽しんだ作品を映画で蘇らせたいという思いから出来上がった作品。番組は大人気で、放送作家のロッド・サーリングが中心となり作品を1959年から1964年まで、5シーズン全156話という超人気のテレビドラマでした。これを当時の番組にも脚本家として参加していたSF,スリラー作家のリチャード・マシスンも参加し、当時の雰囲気を濃厚に残しつつ、各監督の作家性をこれまた全面に押し出した、80年代の映画をけん引していた監督達のカタログ的な作品とも言えます。
公開当時は話題になったもののここまで鳴り物入りの監督を揃えての作品のわりにはイマイチな評価でしたが、近年再評価が進んでいます。80年代ではまだまだ人々は好景気に浮かれ、刺激的な体験を求めていた時代でしたから、本作が取り上げる「人種差別」「老後の孤独」「理解できない子供」「精神的な疲弊」と言った内容は「得体のしれない超次元の恐怖」としては心に響かず、むしろ、21世紀を生きる我々にこそ響くテーマだからかもしれません。
第一話の撮影時、主演のヴィック・モロー(テレビドラマ『コンバット』で有名。日本映画『宇宙からのメッセージ』にも出演)が、ヘリコプターの下敷きになり死亡してしまうという事故が起き、負の意味で話題になってしまいましたが、それを察してという訳ではありませんが、落ち目になっていたモローが再起を図る意味でも大変な熱演だったのが心に来ます。
第二話はスピルバーグ色の強い、温かい物語。童心に帰る老人たちへのスピルバーグの目線が名とも言えません。不思議な入居者を、『シャイニング』で謎を知る黒人の老人を演じたスキャットマン・クローザースが雰囲気たっぷりに演じます。
第三話は少年が描くブラックなイメージを、可愛らしくも不気味で恐ろしいクリーチャー達を登場させ、『グレムリン』ぽいダンテの世界観をにぎやかに見せてくれます。そのクリーチャーを具現化したのは『遊星からの物体X』で様々なモンスターを作り上げたロブ・ボッティンが担当。二人は盟友で衝撃的な変身シーンで観客の度肝を抜いた二人の出世作『ハウリング』や、『ピラニア』などでコンビを組み、ここでも見せてくれます。
第四話は以前から最も評判が良い作品で、ストレートにホラーな物語を展開してくれているところが人気。名優ジョン・リスゴーの神経質な演技が見ものでモンスターと彼のどちらが怖いのか?と観客に思わせる程です。ジョージ・ミラーの疾走感ある演出はここでも健在。
音楽には、当時のテレビドラマでも曲を提供していたジェリー・ゴールドスミス。たぶん、多くの方が耳にしたことがあるだろう、オープニングのテーマ♪ちゃらららちゃららちゃららちゃららら~♪
からのシンフォニックな曲相が本作の物語をよく現していて感動的ですらあります。
グレムリン(1984)
発明家ランダルはチャイナタウンの老人の店で見つけた、可愛らしくも謎の生物「モグワイ」を老人の警告を無視して手に入れ、息子ビリーへのクリスマスプレゼントとして渡す。ビリーはそのモグワイに「ギズモ」と名付けかわいがる。モグワイを飼うには3つのルールがあり①光にあてない②水にあてない③真夜中に餌を与えてはならないという事だったが不運にもルールが破られ、ギズモの体から次々と別個体のモグワイが生まれ、それがすべて悪鬼「グレムリン」へと変身。町中に殺到し惨劇の限りを尽くす。ビリーは恋人のケイト、そしてギズモと共に、グレムリン達と闘う
84年末(85年お正月映画)の映画界は活況に沸いていました。特に前半にそろって公開されたSFX(スペシャルエフェクツ)超大作3本が公開、その3本の頭文字をとって「84年3G対決」として大変な話題になりました。9年の沈黙を破り、ファンの要望により復活した『(84)ゴジラ』、ゴーストと4人の男性との対決を描いた『ゴーストバスターズ』、そして本作『グレムリン』です。私、3本ともリアタイで劇場鑑賞しましたが、私のお気に入りは『グレムリン』でした。(えっ!?ゴジラじゃないのかよっ!というツッコミはこの際置いといて・・)配給収入はゴーストバスターズが1位、グレムリンは2位。大きく間を開けて3位がゴジラでした。(85年度年間収入もゴーストが1位、グレムリンが2位)
とにかく表情が豊かで、まるで本物のモグワイという生き物がいるのではないかと思わせる、可愛らしいギズモほか、グレムリン達を創造したのは特殊メイクアーティスト クリス・ウェイラス。120体もの人形を作り無数のワイヤーを取り付けて操作。人形の域を超えた生物感を見事に表出しています。原作・脚本は『ハリーポッター』シリーズの監督であるクリス・コロンバス。当時まだ大学を卒業したばかりの彼が書いた脚本をスピルバーグが気に入り権利を購入。当初案ではギズモもグレムリン化していたりとか、結構おぞましいホラーシーンが満載だったとの事。それをスピルバーグが、もっと子供でも見られるような作品に手直しさせ、ギズモは人間の味方として、ゴアシーンも控えめに手直しさせたそう。まぁ、結構本作を子供のころに見て「怖い」とトラウマをもっている人も多くいるのは、このホラー要素が原因なようです。
主役ビリーを演じたのはザック・ギャリガン。非常に端正な顔立ちの彼。19歳の彼はこれがスクリーンデビュー。ほぼ新人同然の彼でしたが、まったくそんな感じを見せない安定した芝居で魅力的。しかしながら、本作の後は鳴かず飛ばずで、後年、万引きで逮捕されてしまいます。本当にもったいない。
そのザックの相手役は、80年代映画少年たちのアイドルだったフィビー・ケイツ♡
めっちゃくちゃカワユイ彼女ですが、『初体験・リッジモンドハイ』でのセンセーショナルなトップレス姿が話題となったため、当初、製作方から、家族向けの本作出演にはふさわしくないという懸念がありましたが、オーディションでのザックとフィビーのカップルぶりにスピルバーグが気に入って採用となったとのこと。二人のみずみずしさが、本作に素敵な温かみを与えています。
そしてジェリー・ゴールドスミスのにぎにぎしく楽しい音楽も耳馴染みがよく、楽しくて面白くてかわいくて、ちょっと怖い、まさに子どもに見せたいクリスマス映画にぴったりの作品。お子さんのいる皆さんには、是非、ご一緒に観てあげて欲しいです。
さて、そんなグレムリンには、続編があります。それが
『グレムリン2-新・種・誕・生-(1990)』
本作は1990年の映画になりますが、実は椿、こちらの方がもっと好きっ
例のチャイナタウンの老人の住んでいた地域は地上げにあい、今や大富豪ダニエル・クランプのビル建設のため破壊されていた。そこで逃げていたギズモをクランプのビルにテナントを構える細菌研究所の所員に見つかり捕まる。
そのビルには成人したビリーとケイトも務めていた。偶然、囚われたギズモを発見したビリーはなんとか助け出すが、途中、不意の事故でギズモに水がかかり、またまた大量のモグワイが発生し、遂に夜中に餌を食べてしまったことでビル内に大量のグレムリンが発生してしまう・・。
といった内容。ビリーとケイトは前作同様、ザック・ギャリガンとフィビー・ケイツ。前作より6年ほど経過しているにもかかわらず、二人のなんとない初々しさがとても良いのです。
がっ、
物語のハッチャケぶりといったら、もう何のタガが外れたのか!?というくらい凄いことになってしまっています。
まず、冒頭のワーナーロゴ登場後から、ワーナーを代表するカートゥーン番組『ルーニー・テューンズ』の大人気キャラクター ダフィー・ダックが登場。いきなり『グレムリン2』をけちょんけちょんに貶しまくるような大暴走!一体何が起こったんだ!?と観客を驚かしにかかります。(ワーナー公式によれば、ダフィー・ダックは「ワーナー・ブラザース最大のキャラクターになろうという「無意味な大志」を抱」いているんだとか!なるほど、大胆に作品に潜り込んできちゃうわけですね!
本作内での、ダフィー・ダックだけでなく、結構な自虐ネタやパロディも多く、映画好きの小ネタにも事欠きません。
映画が進行してる途中で、何故か『グレムリン2』が上映されている映画館にグレムリンが侵入。映画を見ていた、当時日本にもたびたび来日していた大人気プロレスラー、ハルク・ホーガン(『ロッキー3』にも出演)が「グレムリン2の邪魔をする奴は許せねぇ!」みたいなこと言って登場したり、シルベスター・スタローンやジョン・ウェインが劇中、放送されてる映画で出てきたり、前作に続き本作も音楽を担当している巨匠ジェリー・ゴールドスミスが、ヨーグルト屋の客として、婦人のキャロル・ヘザーと共に出演を果たしています。(本人が出演しているのに、本作があまりヒットしなかったことにゴールドスミスが怒ってるとか怒ってないとか・・(笑))
登場してくるグレムリン達のキャラ立ちが前作以上で、知能を兼ねそえた博士グレムリンや、羽の生えたもの、野菜の生えたもの!?、ドラアグ・クイーンになったものなど様々。
このハチャメチャ具合こそ、ジョー・ダンテ監督の真骨頂。前作はスピルバーグの影響がかなり強く、家族向け映画にかなりシフトしていました。続編を作るにあたり、製作側が改めてダンテ監督にオファーをしたものの、「2」は必要ない、と断られていました。しかし、諦めきれない製作側は、「2時間以内に納めてくれたら、何をやっても構わないから!」という条件で、前作の5倍の予算を提示してオファー。その結果が本作、というわけです。
あまりにやりたい放題やってしまった内容のため、前回のターゲットだった家族からはそっぽむかれた感じとなり、前作程のヒットには結びつきませんでしたが、かえってカルト的な人気を誇っています。
あーっ、ちなみに、本作に出てくる大富豪ダニエル。クランプは、ただいまアメリカ大統領選を闘っている、ドナルド・トランプがモデルです(笑)
グーニーズ(1985)
とある港町。レジャー施設建設のため、家の借金をたてに立ち退きを要求されているマイキーの家族。何とかならないかと思っていた彼は屋根裏で伝説の海賊が隠した宝の地図を見つける。町の悪ガキ仲間「グーニーズ」たちで、その地図を頼りに宝さがしを始める。宝を探し、借金を返し、立ち退かなくても良くなるために・・。
ところが、母子ギャング「フラッテリー一家」に宝の存在を知られてしまう。ギャングの襲撃を逃れながら、無事、宝を発見できるのか!
『グレムリン』の翌年に、ワーナーとスピルバーグが放った冒険大活劇がこれ!当時の大人気歌手シンディ・ローパーの歌う主題歌と共に人気を博した本作。非常に魅力的な子役たちが宝探しの冒険に旅立ちます。「インディ・ジョーンズ」ばりの冒険活劇、ディズニーランドの「カリブの海賊」を思い起こさせるようなアトラクションムービーでもあり、ちょっとした甘酸っぱい恋物語や、オマヌケな悪役たちのコメディ演技と、見せ所に事欠かなく、子供が主役の子供向けムービーでありながら、大人の鑑賞も十二分に耐えられる作品です。いや、ほんと、夢中になりました~っ。
主役のマイキーに、後年、『ロード・オブ・ザ・リング』で主役のフロドの忠実な部下として強い印象をのこしたショーン・アスティンはじめ、現在、個性的な名優になったジョシュ・ブローリン(保作がデビュー)、『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』と本作で当時大人気になったキー・ホイ・クアン、『スタンドバイミー』等で名子役ぶりを発揮したコリー・フェルドマンら個性的で演技達者な子役たちが共演しています。(よくぞここまで芝居達者な子供集めたなぁ~)
なかでも、太っちょのチャンクの存在感とコメディな演技が素晴らしいのですが、演じたジェフ・コーエンは早々に芸能界を引退、現在は弁護士として活躍。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で久々の映画出演を果たし、アカデミー賞まで受賞した、『グーニーズ』仲間のキー・ホイ・クアンの映画出演交渉は、コーエンが担当したそうです。
監督はヒットメーカー、リチャード・ドナー。彼の娯楽作品を作る嗅覚の良さが本作にも色濃く残っています。製作には『オーメン』でドナーと強いおパートナーシップを示したハーヴェイ・バーンハードが加わっています。
いかがだったでしょうか
椿が映画に夢中になっていた少年時代の名作の数々。あまりにも有名な作品ばかりなので、皆さんもご覧になっている作品ばかりだと思いますが、つくづく80年代ってちょっとバブリーだけど、面白い映画が沢山あったなぁ、と、振り返ってみて思いました。
しかもワーナー作品が沢山!
ありがとう、ワーナーブラザース!
そして今後も、新作をひっさげて、未来の映画好きを育てるためにも、子どもたち、少年少女たちに夢のあるような映画をどんどん提供されてください!楽しみにしております!!
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全部好きw😂😂😂
椿さんとは趣向がまったく同じww😂
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