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京介 バッジ画像
2025/06/27 01:16

SF 第七惑星の謎

SF第7惑星の謎

 

製作年 1961年 製作国 アメリカ 劇場未公開

 

監  督:シドニー・ピンク
脚  本:イブ・メルキオー

 

キャスト:カール・オットセン、ジョン・エイガー、オブ・スプログ、ルイス・メイヒ・レナード、
     ピーター・モンク、グレタ・ティッセン、アン・スミルナー、アニー・バージット、
     ウラ・モリッツ、ミミ・ハインリッヒ、ベント・ジュエル

 

『SF第七惑星の謎』はイブ・メルキオール、シド・ピンクの才人コンビが60年の『巨大アメーバの惑星』に続いて送り出した傑作?SFであります。72年の『惑星ソラリス』の元ネタになったとも言われる映画です。

 

前説から始まります。想像力は無限である・・・西暦2001年の設定。

 

地球は国連政府によって統合され、すべての惑星は、国連宇宙艦隊によって探検されつつあった。エリック中佐を隊長とする5人は、天王星の探検に向う。到着すると、そこは地球そっくりの環境で、故郷の村や知り合いなどがいた。彼らの思念が具現化していたのだ。調査を進めた彼らは、巨大な脳の形をした幻想生物を発見。巨大グモ、一つ目の怪物などに襲われながらも、彼らは怪物や幻想生物を倒すのだった。

 

 

 

 

第7惑星というのは天王星のことで1781年に発見された。
その天王星への冒険に満ちた旅の物語である。

1960年代初めの空想力に満ちた天王星が愉快。
なにしろ人間の精神に入り込んで、その記憶から天王星の表面に地球のような環境を作り上げることができる知的な生命体が住んでいる。
地球からやってきた5人の探検隊の男たちの記憶から、地球環境が素晴らしいものであることを知り地球支配を企て彼らを翻弄する。

笑ってしまうのは、彼らの記憶にある恋人やら何やらの女性たちが登場すること。
みな美しいのだけれど扱いはマドンナ的というのか、女性を登場させることで華やかさを演出しているというのか?まぁ、扱いなのが気になるところです。

普通のB級SF映画で、それほどがっかり感なくお気楽に鑑賞できるかなと思います。

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