【ネタバレ】すべて手に入れた男が唯一手に入れられなかったモノ「パフューム ある人殺しの物語」
今作は”かなり攻めた映画”です。
高校生の時に深夜にテレビで見ててかなり衝撃を受けて、すぐ小説も買いました!
ストーリー
物語の舞台はパリ、魚市場で働く母親が魚の死骸の上にジャンを産み落としました。
ジャンは運良く発見。母親は処刑されジャンは施設で育てらることに。
言葉が話せるのか話せないのかすらわからないほど、人とコミュニケーションを取らない彼は1つだけ特技がありました。それは嗅覚が優れていること。
一般的に嗅覚が優れていると聞くと食べ物の成分がわかったりとかその程度の想像力しか湧きませんが、この物語を書いた人の発想力は違います。
ジャンは隣の部屋の探し物の場所がわかったり、人が何人いてどういうことをしているのかすらわかってしまいます。
(嗅覚とは?)
時は過ぎ、大人になったジャンは施設を出て行き、革なめし職人として働くことに。
仕事でパリに行った時に果実売りの少女の香りに出会いました。
今まで嗅いだことない香りにジャンはうっとり。
うっとりしてると後ろにいることを気付かれてしまうと同時に人が来たので口を塞いで殺してしまいます。
ちなみにこの時のカメラワークは最高です!
あの香りの出会いからジャンは調香師(ダスティンホフマン)に弟子入りし、
あの時の匂いを再現するとこに…
その方法とはズバリ…
処女の肌になにかヌリヌリして、それを抽出して取れるエキスを13人分集めるということ。
別に殺さなくてもいいんですが、ジャンは超絶コミュ障でめちゃくちゃ怪しいので結局殺しちゃうんですよね。
常人にはなかなか理解できないストーリーです。
ジャンはコレでいけるという確信があったのでしょうか。鼻が効く人はすごいです。
今作は映像では感じることのできない”匂い”をテーマに扱っており、
非常に難しいテーマながらうまいこと映像化してるなあって小説も読んで思いました。
アランリックマンやダスティンホフマンなどなんちゃて豪華キャスト!!
興味ある方は是非!
色々と衝撃的な映画ですよ!
ちなみにこの映画、嘘かと思われるかもしれないですが、思ったより怖くないですよ!
以下結末まで触れてます。(鑑賞済みの方推奨)
この映画を語る上では欠かせない、香水の真価を発揮した処刑場での700人が裸で交わるシーン。
圧巻でした。男女性別なんて関係ない!
このシーンを深夜にテレビで見ててすごいものを見てるかも?って思ったことを今でも覚えてます。
高校生にとっては刺激的すぎましたね…
700人の大◯行も衝撃的だったのですが、
ラストがもっと衝撃的…
ジャンはこの香水を使えば、好きな人と結婚できたり、王様になれたり、世界すら征服できたはずなのに、ジャンは最後産まれ落ちたパリの街で香水を被ってホームレスに食べられるラスト。
全てを手に入れても愛はそこにはない。
結局ジャンは生まれ落ちてから1度も人に愛されることはなかった。
もし、ジャンが嗅覚だけではなく人付き合いもそれなりにできたら?果実売りの少女に話気さくに話しかけることができたら?もしかしたら違った人生を歩めてたのかもしれない。
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Dynamic Movie
だいなみ
インスタ
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投稿を表示私は元々原作が大好きで、実写化されると知って楽しみにしてました🥀
ウィショくんグルヌイユにイメージぴったり!
そしてあの広場のシーンとラスト凄かったですね~😅圧巻でした!
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投稿を表示この映画大好きです😍
何年経っても忘れられない映画の一つです
小説もあるんですね
読んでみようかな☺️
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