マイティ・ソー バトルロイヤル
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(原題: Thor: Ragnarok)は、私にとってMCUの中で一番「明るくてぶっ飛んでて、観るたびに笑顔になれる」最高のエンタメ映画で、何度観てもテンションが爆上がりする神作です。2017年のタイカ・ワイティティ監督作で、それまでのソーの「王子様っぽいシリアスさ」を完全にぶっ壊して、コメディとアクションを融合させた革命的な1本なんですよね。
まず最高なのは、タイカ・ワイティティの独特なユーモアが全編に炸裂してるところ。ソーがオーディンに「ロキは死んだ」って言われて「またかよ!」ってツッコむシーンから、もう笑いが止まらない。クリス・ヘムズワースのソーが、髪を切られてマッチョだけどちょっとダサい感じで、相変わらずの天然ボケを連発する姿が可愛くてカッコいい。トム・ヒドルストンのロキも、相変わらずの悪戯王子だけど、兄弟愛が少しずつ見えてきて胸熱。ジェフ・ゴールドブラム演じるグランドマスターの「I’m just a huge fan of the way you lose」みたいなセリフや、テッサ・トンプソンのヴァルキリーのクールで酒好きでトラウマ持ちなキャラも最高にハマってるんですよね。
アクションシーンはもう神レベル。オープニングの炎の巨人戦から始まって、グラディエーター・アリーナでの「闘技場バトル」、特にソーとハルクの対決は、音楽(Led ZeppelinのImmigrant Song!)とカメラワークが完璧で、興奮が止まらない。ハルクが「Puny God」って言ってロキを投げ飛ばすシーンとか、永遠に見てられる。惑星サカールのカラフルでレトロフューチャーなデザインも美しくて、宇宙船のチェイスや最終決戦の「ラグナロク」発動シーンはスケールがデカすぎて鳥肌立つんです。
ストーリーも「アスガルドの終わり」と「新しい始まり」を描きながら、家族の絆や「神だって死ぬ」っていうテーマがちゃんと入ってて、ただのコメディじゃなく深い。ヘラ(ケイト・ブランシェット)の圧倒的な悪役っぷりもカッコよくて、彼女の「私は死を超越した」みたいなセリフがゾクゾクする。タイカ監督らしいアドリブ満載の軽快さと、MCUのシリアスさを絶妙にミックスしたバランスが天才的で、観終わったあと「もっと観たい!」ってなるんですよね。