DISCASレビュー

かずぽん
2025/12/15 10:45

怪物家族大暴れ

【心優しい怪物一家(ラストで彼らの欲の無さが分かります)】

 

(1996年・米・96分)
監督:アール・ベラミー
原題:MUNSTER,GO HOME

ジャケットの上の方を見ると、[懐かしの深夜SF&ホラー劇場]となっています。元々はテレビのシリーズだったようですね。
DISCASでもジャンルはホラーとなっているけれど、主人公たちのキャラクターがホラーなだけで、雰囲気は「アダムスファミリー」風のコメディーでした。
ジャケット写真を参考に登場人物の紹介をしてみます。
真ん中で一際背の高い(フランケンシュタインのような)のが、ハーマン・マンスター(フレッド・グウィン)で、葬儀社に勤務。冒頭の登場は、霊柩車の中からでした。(笑)
そして、彼の隣にいる真っ白な顔の女性が、ハーマンの妻・リリー(イヴォンヌ・デ・カルロ)で吸血鬼です。
向かって右端で笑っているのが、マンスター家のおじいちゃん(アル・ルイス)。丸顔にヘアスタイルは真ん中分け、携帯用実験室を持ち歩く研究者の吸血鬼。
リリーの隣に立っている可愛い女の子はマリリン(デビー・ワトソン)で、何故か人間。リリーの妹の娘と言っていたので姪ですね。
そして、タイトルの文字に隠れて見えにくいけれど、小さな男の子が、ハーマンとリリーの息子のエディ(ブッチ・パトリック)で、狼男です。いつも狼男の縫いぐるみを持ち歩いています。それに、眠る時は箪笥の引き出しの中!(笑)

ある日、イギリスのシュラウドシャーから伯父の訃報と遺言が届き、ハーマンがその財産や屋敷とともに伯爵の称号(マンスター卿)を継ぐことになります。降って湧いた幸運にハーマンの家族は大喜び。一家は船で渡英するのですが、彼らを待ち受けていたのは、いとこのグレース(ジーン・アーノルド)とフレディ(テリー・トーマス)、彼らの母親のエフィジー(ハーマイオニー・ギンゴールド)の妨害でした。
彼らの目的は、ハーマンの相続の妨害だけではなく、屋敷の地下室にも秘密があったのですが、それは観てのお楽しみ。
フレディは、ハーマンたちを怖がらせようと、夜中に色々な仕掛けを試みるのですが、怖がるどころかハーマン夫婦は大喜び。ハーマンの顔を見たフレディが逆に逃げ出します。
また、自動車レースで事故を装ってハーマンを殺そうと画策します。そのレースで、ハーマンはおじいちゃんの車で出場するつもりでしたが破壊されてしまい、本体を棺で代用して金色のレースカーに作り替えてしまいます。
このレースのシーンは楽しかったです。公道や農道も走るので、干し草を山のように積んだ馬車と2回も衝突。干し草の中から転がり出て来たのは…?(笑)
サイドストーリーとして、マリリンの恋愛模様も描かれますが、マリリンもマンスター家の一員ですからね。前途多難の展開。

因みに、船の中でおじいちゃんが狼男に変身してしまいます。船を降りる時にリリーの毛皮のマフラーになったり、猫を追いかけている途中で元の姿に戻ったり。そのわざとらしい設定が私のツボでした。

 

※2024/09/16にディスカスにレビュー投稿済み

コメントする