五月病も吹っ飛ぶ豪快映画『カラオケ行こ!』
こんにちは!
そぜです。
『今日何観よう?』のお手伝いができるように
お茶の間や映画館からつながる良質映画を厳選紹介しています。
みなさんGWはいかがでしたか?
私は西に北に色々行きましたがキャンプ先でハイブリッド車なのに電気ゼロでバッテリーが上がってしまったことが一番の思い出です。
そんなGWも終わってしまい、今日から日常に
余韻に浸る暇もなく一気に多忙な現実に引き戻される。
溜まった仕事や家事を久しぶりにこなしてどっと疲労がたまったGW明けの夜、
漸く現実逃避の旅に出るにはいいタイミングですが、それは五月病の初期症状、
一度どっぷりつかると憂鬱さんがはびこってもうこちらの世界に戻ってくるには時間を要するかもしれません。。
そんな憂鬱さんを一気にかっ飛ばしたい時におすすめしたい映画はコチラ!
製作年: 2024年
★製作国: 日本
★上映時間: 107分
★監督: 山下敦弘
★キャスト: 綾野剛、齋藤潤
★ジャンル:青春
【あらすじ】
合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに歌のレッスンを頼まれる。毎年組長誕生会のカラオケ大会で最下位になった者は自作の入れ墨を入れられるという“罰ゲーム”を回避するため、半ば強制的にカラオケで歌唱指導が。狂児の勝負曲は X JAPAN の「紅」。最初は嫌々だったが、いつしかふたりの関係には変化が訪れる。
いやー、面白かった!!
多分今年一笑った作品です。
人気漫画の映画化なのですが普通にクオリティも高く、時間も2時間以内とコンパクト、キャストも最低限で往年の人気楽曲目白押し、と優良映画の素質をほぼほぼ兼ね備えているのですが
特に自分に刺さったポイントが3つあるのでそれを紹介します。
①中学合唱部部長とヤクザの若頭というアンマッチさ
世間では出会うことはあっても決してつながることはない両極端な関係。
ここから半ば強引に狂児は聡実をカラオケに連れていくが、次第に立場が逆転してヤクザが中学生を歌の先生と崇め、リスペクトしていくという非日常さも面白さを掻き立てる。
特に「仲間のカラオケの指導も頼む」と同じ組員による勝負曲全力カラオケに対して中学生の聡実が一刀両断していくシーンの痛快感はたまらなかった。
②往年のドンピシャな楽曲群
本作で歌われた楽曲はコチラ
「紅」(X JAPAN)
「One Night Carnival」(氣志團)
「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)
「Lemon」(米津玄師)
「月のあかり」(桑名正博)
「行くぜっ!怪盗少女」(ももいろクローバーZ)
「異邦人」(久保田早紀)
「白日」(King Gnu)
「タイガー&ドラゴン」(クレイジーケンバンド)
「ルビーの指環」(寺尾聰)
「マシマロ」(奥田民生)
「歩いて帰ろう」(斉藤和義)
「少年時代」(井上陽水)
ほぼ知ってるしドンピシャな曲も(年齢バレるw)
それぞれの登場人物ごとの十八番が十人十色でいずれもキャラクターにぴったりでよかった。
昔よく学校帰りに友達とカラオケボックスで歌ったあの頃を思い出した。
③カラオケの十八番が狂児と被った
本作の主人公成田狂児の十八番は「紅」。
これ自分のと被ってるんですよね。
当時大勢でカラオケ行った時は鉄板曲として使っていました。
ただ、自分の場合は一切うたわずにYシャツのボタンを外し、ステージの椅子に座り、YOSHIKIになりきりひたすらエアドラムをたたき続ける、というシュールなパフォーマンスをよくやっていたのが懐かしい笑。
本作で何回「紅」が歌われたことか。
狂児の気持ち悪い裏声「紅」も
聡実の魂のレクイエム的「紅」も
エンディングのLittle Green Monsterのアカペラ「紅」もみんなよかった。
本作は青春時代に誰もが通った「カラオケ」をテーマにし
それを『ヤクザ×中学生』という誰もが通らない組み合わせで【共感の向こう側の感情】を体験させてくれる痛快で爽快な作品です。
これを観ると五月病は一気に吹き飛ぶこと確実なので是非このタイミングで観て欲しい(Netflixで配信中)
そしてこれを読んだみなさま。
今度私とリアルにお会いした際は。。。
『カラオケ行こ!』
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投稿を表示そぜさんのエアYOSHIKI見てみたいです!🤣🙌
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