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北野武

すた☆みな バッジ画像
2025/02/05 16:42

北野武監督全作品🎦  DISCASレンタル 総まとめ!

北野武監督作品について「首」最新作(2/14プライムビデオ配信)の「Broken rage」以外は

配信(令和7年2月5日現在)されておりません。

DISCASにてレンタルで観られる作品についてご紹介いたします。

 

 

その男、凶暴につき

「痛み」の伝わる作品

全編今までにない滲みだす暴力を垣間見せた。映像と音楽とのバランスはこのころから完成されていたように思う。異業種映画監督のブームの中あの「ビートたけしが!」と強烈な印象を与えた。

犯人役の白竜の不気味さがたまらない。 台詞の無い「歩くシーン」を カメラの位置と音楽で 成立させた作品。 

映画人「北野武」のはじまり。

 

 

 

 

 

3-4×10月

リアリティ×エンターテインメントを融合された作品。

監督作品2作目になるが、この作品が事実上のデビュー作では?とも言われている。

 前作以上にセリフが少なく、表情と情景で物語が進む。

 

 

 

あの夏、いちばん静かな海。

前2作はバイオレンスがテーマだったが一転して、青春、恋愛のヒューマンドラマ。

耳が聞こえない2人の恋愛模様をサーフィンを通し、やさしいタッチの俯瞰で撮る。静かに時が流れるストーリーと映像は「キタノブルー」と言われる青みがかった色彩の原型である。音楽は宮崎駿監督作品の音楽担当である久石譲氏を起用し名曲「Silent Love」にて作品に余韻を与える。 

 

 

 

 

ソナチネ

死場を失ったやくざの情景、想いを描いた作品。

公開当時、国内では2週間の短期間で終わり興行成績も伸びなかった。しかしカンヌ国際映画祭「ある視点」部門での高評価により特にヨーロッパ、映画発祥地フランスで北野映画マニアの「キタニスト」が生まれた。評価は逆輸入することに。ファンの間では「キタノブルーの完成形」、「北野映画の最高傑作」と言われている。

 

 

 

みんな~やってるか!

「くだらない!」がほめ言葉の作品。

 さえない独身の朝男(ダンカン)が「ただ女性とやりたい!」欲望のため妄想でもそこまで行くのか!と思えるストーリーの展開。 クライマックスには映画史上最大規模の大きな〇ンが登場する。

ビートたけし監督作品。

 

キッズ・リターン

同級生ながら上下関係のあるマサルとシンジを中心とした北野監督の”フィルター”を通した

「甘酸っぱさがない青春物語」

マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかなぁ?

バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ!

の台詞が脳裏に焼き付く。

 

 

HANA-BI

ベネチア映画祭金獅子賞授賞👑

 犯人を尾行し、追い詰めた時に起きた銃撃により殉職した刑事の妻、障害を持ったことにより家族を失う刑事へ強盗を犯してまでの償いと余命幾何の無い「妻」とのロードムービー。妻役の岸本加世子が放つたった2つの台詞で涙し、感情をゆさぶられる。

 

 

 

菊次郎の夏

 「母を訪ねて三千里」をモチーフにしたの浅草の破天荒なおじさん菊次郎と母親を探したい近所の子供、正男との旅。

互いの母親を見かけるが・・・息子にとって「母親」は甘えたくなる存在。

 

 

 

BROTHER

「I LOVE 兄貴」

兄弟の繋がり方に血も間柄も人種も関係ないと思わせる作品。 団塊世代である監督の白人に対するコンプレックス、差別をうけた日本人と黒人の反骨心、血のつながった兄弟、やくざの兄弟、弟分、異国での弟分 それぞれの兄弟の関係性を描いた。

 

 

 

 

Dolls  

恋と乞い。切なくそこはかとない感情に揺さぶられる作品。

ストーリーは近松門左衛門作の「冥途の飛脚」(めいどのひきゃく)人形浄瑠璃の演目のひとつをモチーフとした男女3組によるそれぞれの悲哀をあらわした。これまでのバイオレンス作品よりも「残酷な現実」を突き付けられる。秋になると無性に観たくなる。  月夜の晩、余韻に浸れます。

 

 

 

座頭市(2003年)

 初のリメイク作品。

勝新太郎版の「座頭市」とは違う金髪・朱色の杖が特徴のマルチバースな座頭市。

「圧倒感」と「高揚感」は本来のエンターテインメントとしての「映画の魅力」が詰まっていた。

後半の見せどころはタップシーン。敵役の浅野忠信は時代劇映えする。

 

 

TAKESHIS'

北野監督が対談の時に話す「振りの子理論」を映画化した作品。

夢と現実 もう一人の自分がいたら 長年芸能界の身を置く監督の現実逃避的創造から生み出した映像はまさにカオス(混沌)。この作品は好きでも嫌いでもない 第三の感覚を持たせる。

 

 

 

 

 

監督・ばんざい! 

「自分の撮りたい映画」がテーマで自らの映画監督の歩みを破壊した。

ストーリーも前半は自虐的なショートフィルム仕立てであるが中には続きが観たくなる作品もあった。ショートながら豪華な演者。高い肉を安いタレで食べてしまうアンバランスさがくせになる。

 

 

 

アキレスと亀

アキレスと亀はゼノンのパラドックス(足の速いアキレスが足の遅い亀に永遠に追い越せない数学的な逆説)と芸術の人によって評価が変わる「不確実」さを屁理屈で正当化してしまう。

その関係性を生涯、芸術という魔物に取り憑かれた「倉持真知寿」を健気に支える妻、幸子を描いた作品。

 

 

 

 

アウトレイジ

善人、仁義のない世界観。

北村総一朗を会長、三浦友和を若頭、武闘派役の椎名桔平、リアルなインテリ風なやくざの加瀬亮・・・絶妙なキャスティング。同じやくざ映画のソナチネやBROTHERは死に場所探しの破滅型やくざだったがアウトレイジはいかに生き残るかを模索していた。人間は欲望を満たすためには何でもする。 お互いを牽制し、だまし、だまされ、怨念、執念、権力と金。 

徹底的に他人をつかい自らは手を汚さない悪人、体をはる悪人それを客観的に見てバカにしている悪人、親分に忠実な悪人、金を巻き上げる悪人。裏社会の物語であるが一般社会の縮図と被る。

 

 

アウトレイジ ビヨンド

初の続編。

山王会と花菱組との抗争、関東弁✖関西弁の激高、大友の後ろ盾をする謎の国際的なフィクサーと悪が交差する。前作ですべてを失った大友と木村の共闘に感情移入する。

 

 

 

龍三と七人の子分たち

生き様がかっこいい作品。

個性の塊な年老いたやくざと半グレとのいざこざ。

藤竜也、近藤正臣がただ一緒に歩くシーンだけで満足する。

蕎麦屋での他の客が「なにを食べるのか」をかけるシーンと中尾彬の扱いがたまらなく笑ってしまう。北野作品をまだ観ていない方へ入門編的な作品。

 

 

 

アウトレイジ 最終章

山王会は花菱の配下になり花菱も内部抗争そして国際的なフィクサーとの全面戦争状態。

大友のけじめととれる行動が暴走暴発する。アウトレイジシリーズの伏線をすべて回収しまさに最終章の内容。

 

 

 

長年描かれてきた「美化された戦国時代のものがたり」に対して「戦国時代の武将は大体がろくでなし・人でなし」を北野流のエンタメとして映像化した作品。  

 

 

 

 

 

最新作 『BrokenRage』2月14日より

プライムビデオにて配信!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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