
「侍タイムスリッパー」監督デビュー作「拳銃と目玉焼」も合わせて一気見!なにが起きているのか?
インディーズ映画から超拡大大ヒットした「侍タイムスリッパー」を
ついに新年になって観ることができた。
すさまじいロングランと映画賞(日刊スポーツ映画大賞で「作品・主演男優・監督賞の3つ)の快挙!
まずはおめでとう!であります。
え?コメディなの?と
いう感じで驚いた。
この映画「安田淳一」監督が一人で監督やら照明やら、たくさんの役を
やられているのも含めて、全部をプロセスエコノミー(制作過程まで含めてが売りである)
や応援需要も、あって完成するといっていい。
特殊な作品であり
デビュー作「拳銃と目玉焼」はDVDまで買って、みた。
そうすることでより
侍タイムスリッパーも含めて安田劇場が完成してくる。
看板女優の「沙倉(さくら)ゆうの」さんが凄まじい演技をするのは実は
デビュー作の方、すごかった。
「見よ、ハリウッド。これが日本のヒーロー映画だ」とキャッチコピーがあるかぎり
みねばなるまい、と思い、買ったDVD
特典映像でインタビュー集がおもしろい。
演者スタッフが、作り方の無茶苦茶な模様を語る。
当日にあがる台本、変わる台詞、
とにかく大昔の映画界のような取り方で、ドタバタしているのを
監督がめちゃくちゃ雑用もやりながら、頑張っているようなのだ。
ここも楽しまないわけにはいかない。
インディーズっぽい空気が「侍タイムスリッパー」も多くあり、
それが良いともいえるし、ツッコみ過ぎてはいけない。
それゆえに私的には、現代劇「拳銃と目玉焼」推しなのだが、
様々な証言を聞くと、侍タイムスリッパーのスゴさがわかってくる
侍のほうは、とにかくラスト付近の映像が素晴らしい。
殺陣師の演者「峰 蘭太郎」の存在も含めて楽しい。
拳銃と目玉焼が750万
ごはんが400万
侍タイムスリッパーが2600万
の製作費、だと語る。
予算の捻出の仕方(愛車を売って500万)も含めてとにかく
業界すべてが応援したくなる作品であり、
その評価軸を持ってして、
この盛り上がりなのである。
蒲田行進曲の階段落ち、といわれれば、
確かに、映画界に残る名シーン、といえる後半である。
とにかく
ゴツゴツした映画であり、それをここまで押し上げたファンの皆様も含めて
すばらしいムーブメント。
安田淳一監督に本気で予算を自由に与えて映画を作ってもらえたら
どんなものができるのだろう?とワクワクする。
でも一人で何役もやる、というのもおもしろいんだけど(;'∀')
年末まで特別上映でやっていた監督のデビュー作
「拳銃と目玉焼」
私は、こちらの方が好きで涙が出た。
凄まじいのは沙倉ゆうのさんの演技で
彼氏が借金を抱えているのを一緒に背負い、
身体を売ってお金を稼ぐのを隠しながら生きるカフェ店員、という
哀しい設定。
後半に乱暴をされるシーンでの迫力ある演技が目も当てられないくらいリアル。
DVDにあるインタビューで安田淳一監督が当日に時間がなくていろいろ要求を上げてくるのだけれど、懸命に仕事をする姿が愛されているのが伝わる。
貧乏なロボコップのような姿のヒーロー、
頭のマスクも原型は監督の自作だというからすごい。
ヒーロー映画が盛り上がって欲しい自分としては、
「拳銃」シリーズとしてヒーローものをさらに作って欲しい。
カットシーンも、良いシーンが多いがテンポの都合でカット。
侍タイムスリッパーにもカットされたシーンが多くあるのだろうか?
この安田淳一劇場はどうなるのか?
いろんな意味で目が離せない。
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シネマニスト:ダメ沢直樹
(浜田ブリトニーさんとお笑いコンビ「浅草ぱねえ」はじめました)
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投稿を表示ダメ沢さん!!
『拳銃と目玉焼』ご覧になられたんですね!
先にレビューやられてしまった(;^_^A
本当にこれも面白い!!これがあっての『侍タイムスリッパ―』だということが本当によくわかります。侍タイ界隈の本作の評価は、もちろん高いのですが、沙倉ゆうの様が本気で凌辱されるのが許せない人多数!!ほんとに熱演ですよね!
私、ヤフオクで万とした中古DVDを買ってしまいましたが、楽天だと待てば新品が4000円程度で帰ると知って愕然としております(笑)
なのに、劇場には5回足を運びましたが、それだけの価値のある映画です!
ダメ沢さんの本作への熱い推し語りもyoutubeで拝見しました!
素敵なれびゅーをありがとうございます!!(ってまた、関係者でも何でもないのに・・・)