ストーリー

早川千絵監督の『RENOIR ルノワール』の試写会へ✨

『よくわからない、言葉では説明できない映画を作りたかった。』と監督がおっしゃっていた通りの映画で、とてもレビューが難しいですが書いてみます笑笑

1987年が舞台、11歳の視点で綴られるひと夏の物語は、まるで心の奥にしまっていた記憶をそっと開くような体験だった。

感受性豊かで少し不思議な少女の心を鮮やかに映し出した作品。両親の葛藤や、大人たちの複雑な感情を、彼女の純粋な目を通して見つめることで、懐かしさと切なさが交錯する。

早川監督の演出は、説明を最小限に抑え、余白を活かした詩的なアプローチが光っていました。日常の断片や幻想的なシーンが織り交ぜられ、ふわーっとした気持ちになりました。

映像は1980年代のノスタルジーを繊細に捉え、柔らかな光と色彩が心に余韻を残しました。音も控えめで、まるで少女の内面の囁きを聞いているよう。

カンヌで高評価を得たのも納得の、静かながら力強い作品。子どもと大人の狭間で揺れる感情に共感し、観終わった後、しばらく自分の思い出に浸ってしまった。こんな映画、初めて。

上映後に早川監督のトークがあり、お客さんの質問に答えて下さる貴重な体験してをさせて頂きました！

たまたまシャーピーを持っていたので、早川監督にサインを頂き、感想をお話しして、写真まで撮って頂き一生の思い出になりました！

2025年6月20日〜公開💐