海外からこんにちは(こんばんは)
はじめまして、マカオからkatsu sawanoです。
実は私、かつては映画(映像)業界人でした。
しかし現在の本業のひとつであるモータースポーツに転身してしまい、その時に〝ギョーカイ〟から離れてしまいました。しかし映画への思い立ち切れず、チョコチョコと関わってはおります。
今年還暦の私ですが、遡ること幾星霜。
まだ右も左も分からない19歳の頃、音楽制作の事務所を立ち上げました。
そこで色んな映画監督の知己を得て、自分の人生の大切な原点を作れました。
私の住むマカオでは昨年、2023年の1月末まで三年にわたるロックダウンでした。
あのコロナが始まる前年までマカオ映画祭と言う国際イベントが開催されていて、日本からの出展者を迎える役をしておりました。
この映画祭自体が始まったのが2016年からで、コロナ後の現在まだ再開されていませんので、現在のところ四回で終わってしまっております。
「おじいちゃん、死んじゃったって」
今や押しも押されぬ女優となられました岸井ゆきのさんのデビュー作品であり、それまで短編やCMで活躍されていた森ガキ侑大監督の初の長編作品となった作品です。
そして結果的に最後の年となってしまった2019年は三池崇史監督の「初恋」、そしてアジアでこれから活躍する俳優・女優の部門では日本から片寄涼太らが来澳。一日中アテンドさせて頂きました。
自分にとって嬉しかったのは何と言っても三池作品の「初恋」。
この音楽は映像作曲家として名高い遠藤浩二のSound Kidsが担当。
この音楽制作会社のルーツこそ、私が19歳の時に起業した私の音楽制作事務所だったのです。
その事を遠藤浩二から聞いていた三池監督から「あなたが元々を作った方だったんですか!」と歩み寄って頂き、しばし懇談。
自分の産み落とした子が成長して海外で再会!みたいな感覚に包まれました。
またチャンスがあったら映画の世界に戻りたいとは思っておりますが、今は日本に帰ると週末は映画館のハシゴをしている状態です。
これを機会にまた映画に触れる事ができたら望外の幸せです。
みなさま、どうか宜しくお願いいたします。