DISCASレビュー

のび太が庭で拾った小さな植物を育てたら、それが植物惑星から来た王子キボーだと判明し、地球の緑化計画を巡る冒険に発展する物語。新ドラ映画の3作目で、環境問題をテーマにした意欲作だ。キボーの成長や、緑豊かな惑星のビジュアルは鮮やかで目を引くけど、環境メッセージが強く押し出されすぎて、ストーリーが少し重く感じることも。子供向けのドラえもんらしいユーモアや軽快さは控えめで、ファンからは賛否が分かれる作品だけど、キボーとの絆や感動的なラストは心に残る。