DISCASレビュー

『スペル』（2009）は、サム・ライミ監督によるホラー・スリラー。銀行員クリスティーン（アリソン・ローマン）が、融資を断った老婆シルヴィア（ローナ・レイヴァー）からジプシーの呪いを受け、3日後に地獄に引きずり込まれる運命に。呪いを解くため悪魔ラミアと対峙する。ライミらしい過激なゴアとブラックユーモア、ジャンプスケア、呪術的な雰囲気が魅力。ローマンの熱演と視覚効果が光るが、単純なストーリーとB級テイストで賛否両論（Rotten Tomatoes 92%だが観客は分かれる）。呪い系ホラーやライミファンにオススメ。