キャルは本当にローズを愛していたのか
映画「タイタニック」の中でも
わかりやすい“悪役”として登場する
ローズの婚約者
キャルドン・ホックリー

彼が本当にローズを好きだったのか、
そうじゃないのか、というのは
観た人の数だけ解釈があるものの
以前、このトピックについて
映画ファンの方々に伺った際、
完全に意見が二極化💡
と興味深い結果になったので、今回は、
キャルは本当にローズを愛していたのか
についての様々な意見と
私自身が受けたキャルの印象について
語っていきたいと思います
「キャルは、ローズを好きじゃない」派意見

・好きな女性に対して、怒鳴りつけたり
テーブルをひっくり返したりしない
・ローズの事を常に見下している
・キャルはただ美しい女性を
自分の支配下に置きたい
・そうして自分のステイタスを高めたい
だけで、結局愛してるのは自分自身
・ローズが自分の言う通りにならない
から、執着している
・殴るのも机をひっくり返すのも
知らない子どもを自分の子供と言って
救命ボートに乗るのも最低
・ローズよりネックレスの方を
惜しそうにしていた
といった声が集まりました

現代の言葉でいうモラハラ感満載な姿に
嫌悪感を示している方、また、どんな
時であれ、愛している人に対して
暴力を振るうわけがない、といった
内容が目立ちました
「キャルはローズを好きだった」派意見

・本命だからこその高価な
プレゼントかつ、そのような
愛情表現しか術を知らないのでは
・ハートオブオーシャンを
渡す時の目が恋する少年だった
・大好きな婚約者が
朝帰りしたら、あそこまで
頭にくるのは理解できる
別れてない以上、悪いのはローズ

等、キャルが悪役になってしまったのは
あくまでもローズの行いが原因であると
指摘する声や、お金持ちの家で育ってきた
キャル流の愛し方だったのではないか、
という意見がみられました

どちらの考察にも共感しましたが、私自身は
「キャルは、ローズを本当に好きだった」
寄りの感想を持ちました
ジャックが書いた裸のローズの絵を
勢いよく引き裂きかけて
結局破らなかったり、
晩餐の席や、避難の際にも
常にローズに声をかけて気にしていたり等
キャルの行動を振り返っていくと
常に好きな女性の顔色を伺う
不器用な青年として切なく映ることも多く
観る回数を重ねるごとに
じわじわ愛着も湧いていってます

ただこれは、キャルが
「ローズを好き」だという
“願望フィルター”がかかった状態で
観てしまっているからこそ、
こういった感想を
持ったのかもしれません
実際「ローズをそんなに
好きじゃなかった」
という前提で振り返ると、
絵を破らなかったのは、後でジャックを
陥れるためだった等、また見え方も
変わってくるかと思います
皆さんは、どちらの目線で
キャルの恋路を見届けましたか?

ちなみに今回のトピックである
「キャルがローズを好きだったか、
そうじゃないのか」の結果が、
「キャルがローズを好き」派は
→キャルが好き、憎めない
「キャルがローズを好きでない」派は
→キャルが嫌い
といった風に
「キャルの事を好きか嫌いか」
ということにほぼ直結していたのも
興味深かったです
よかったら皆さんのキャル像も
ぜひお聞かせください🚢



ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示キャルドンにも愛着がわく、というミロシネマさんのマニアぶり、タイタニック愛を改めて感じました✨
私は、うーんやはり彼は自己愛から美しい所有物として?ローズを求めているのかなぁ?…という感じの解釈しかしてませんでした👀
でも人間て多面的で複雑な生き物なので、不器用だけど彼なりに愛してた部分もありそうですね