突然ですが、

タイタニック号が完全に

消滅してしまうと
言われているのはいつ頃か、

ご存じでしょうか？

1912年4月10日、沢山の人々に見送られながらニューヨークに向けて出航した
豪華客船タイタニック号

（正式名称：RMS TITANIC）

110年以上もの間、深い海の底で

眠り続けている彼女ですが、

2030年までには、

完全に消失してしまう

可能性がある

と、専門家たちの間でささやかれています

理由としては、
１、深海の海流
２、海水による腐食
３、金属を食べるバクテリア
によって、少しずつ船体が削られ、

自然の一部になっているとのこと

わずか5年で、あの巨大な豪華客船が

消失してしまうというのは素人の自分には

なかなかに信じられない話でもありましたが

これを裏付けるかのように
2024年7月、タイタニックポーズのシーンで　登場した船首部分が、大きく欠損していることが発見され、映像とともに公開されました
（RMSタイタニック社により探査実施）

ジェームズ・キャメロン監督自ら
何度も潜水して撮影を行い、

実際に映画の中でも
本物のタイタニック号の映像が登場するシーンがいくつかありますが、

船首部分は、タイタニックポーズの直後に
徐々に深海での姿の映像に

切り替わる場面等で登場しています

今回の損壊の発見は、

もうこの映像は一生撮る事はできない
という風にも捉えることができる

出来事だと思います

万が一、キャスト陣を一新し、

巨大なセットを新たに作って
タイタニックのリメイク作品を撮ろうと

試みても（監督が変わる時点で

同じようには決してつくれない

という話は一旦置いといた上で）
もう二度と物理的に同じようには作れない

タイタニック号の消失に切なさを感じつつも
映画「タイタニック」が以前にも増して
とてつもなく貴重な作品になった瞬間でもあると、このニュースを観て思った次第でした

ニューファンドランド島の沖合約650km地点に
静かに眠り続けながらも、

今もなお、人々を魅了し続ける
タイタニック号

その姿が消えようとも、

タイタニック号に吹き込まれた夢や美、
そこで不運にも、事故に見舞われながらも
懸命に生きよう、生かそうと

運命を全うした人々の偉大なる逸話が、

色々なかたちで引き継がれることにより
これから先何百年も、タイタニック号の存在が人々の心の中から消えることは
きっとないことでしょう