鉄人28号
鉄人28号
2004年 日本 劇場公開:2005年3月19日
スタッフ 監督:冨樫森 脚本:斉藤ひろし、山田耕大 原作:横山光輝 企画:遠谷信幸、大月俊
倫 製作:森隆一、石川富康、早河洋、荒井善清、小林洋輔 プロデューサー:佐倉寛二
郎、田口聖 撮影:山本英夫 音楽:千住明 製作総指揮:多木良國、兵頭秀樹、木村純
一 美術:小川富美夫 編集:上野聡一 ナレーション:寺田農
キャスト 池松壮亮、蒼井優、香川照之、中村嘉葎雄、薬師丸ひろ子、阿部寛、柄本明、伊武雅刀、
中澤裕子、高岡蒼佑、川原亜矢子、西田尚美、矢沢心、田中麗奈、妻夫木聡、栗原卓也、
ささの友間、森田直幸、村松利史、水上竜士、北川智子、螢雪次朗、鈴木一功、諏訪太朗
、森羅万象、林原めぐみ ほか
金田正太郎は、幼い頃にロボット工学の第一人者だった父・正一郎を亡くし、今は母・陽子とふたり暮らしをしている小学6年生。ある日、彼の目の前に巨大なロボットが出現、東京タワーを破壊した。それは、コンピュータ会社・KOKの元会長で、最愛の妻と息子を亡くした悲しみから厭世的になり、全てを壊滅させ自分の理想郷を作ろうと企む宅見零児が尖兵として送り込んだ“ブラックオックス”だった。さて、この事件から間もなく、正太郎は綾部と名乗る老人に、正太郎の祖父と父が研究していたロボット“鉄人28号”の操縦を任せられる。見た物を瞬時に記憶する直感像資質と言う特殊な能力と、持ち前のラジコン・テクニックで鉄人をコントロールする正太郎。

横山光輝原作によるロボットアニメの金字塔を実写映画化。昔のままの鉄人28号やブラックオックスなど、懐かしい原作の雰囲気を残しつつ、VFXを駆使した戦闘シーンや少年の成長を軸にした物語には現代らしいアレンジをプラス。大人も子どもも一緒に楽しめるSFアクションとなった。ラストでTVアニメ版の主題歌が流れてくる趣向も心憎い。