スポーツ映画 5選(ちょっとマイナーな作品に絞りました)
スポーツ映画、たくさんありますね。
その中でもお気にいりの少しマイナーな作品をグローバル目線でピックアップしてみました。
勝利への脱出 (1980年 アメリカ🇺🇸 116分)
ジョン・ヒューストン監督、シルベスター・スタローン主演、マイケル・ケイン共演、サッカーの王様ペレ共演の捕虜収容所脱獄ものの秀作。
ナチスヒトラー配下のドイツサッカーチームとドイツ軍配下の連合軍捕虜サッカーチームが観覧試合を行うことになったが、連合軍側は試合に合わせて自国捕虜の脱獄計画を同時に進行する。サッカー観戦好きの自分にはワクワク感がたまらない、スポーツ映画の一つとしても大好きな作品です。
スタローンは、脱獄の鍵を握るアメリカ軍大尉ロベルト・ハッチ役を演じてますが、サッカー経験が無く足元のスキルが無いため手を使うゴールキーパーとしてメンバー入りします。イギリス軍大尉役を演じたマイケル・ケインとの掛け合いも見ものです。
果たして連合軍の脱獄計画は成功するのか?
選手たちはサッカーでの勝利を選ぶのか?自由を選ぶのか?
サッカーの王様ペレのオーバーヘッドシュートは本作最大の見どころです。
<予告編>(かなり古い感じですがレンタルや配信は大丈夫かと思います)
ハナ 奇跡の46日間(2012年 韓国🇰🇷 127分)
1991年、日本で開催された世界卓球選手権が舞台。韓国と北朝鮮の選手たちが南北統一コリアチームとなり優勝を目指すストーリーです。スポ根をテーマにしたライトで男女の惚れた腫れたのコメディ?かとたかを括って見だしましたがそれも杞憂に終わりました。
韓国と北朝鮮、隣国に位置しながら、近くて遠い国。自由奔放な韓国選手と国家の監視に晒される北朝鮮選手、最初はぎこちなく対立していた選手たちも大会の中で、お互い無くてはならない大切な友人になっていきます。
後半のクライマックス30分は、胸熱、感動、落涙必至。スポ根ものでも最大級の心地よい感動が待っています。
元は同じ民族、話す言葉も同じ、国が違うだけでこんなにも生き方に違いがある。『レッド・ファミリー』では、北と南の家族の切ない交流が描かれいたり、『モガディシュ 脱出までの14日間』では、アフリカのソマリアから北と南の外交官が協力しての脱出が描かれていたり、国家の違いはあれど、一般市民はみんな仲良く平和に暮らしたいと思ってるんではないでしょうか。
●韓国のエース ヒョン・ジョンファを演じたハ・ジウォン
●北朝鮮のエース リ・プ二を演じたぺ・ドゥナ
<予告編>
わがチーム、墜落事故からの復活(2018年 ブラジル🇧🇷 101分)
2016年11月28日、航空機墜落事故によりブラジル1部のクラブチーム「シャペコエンセ」の選手、クラブ関係者47名の命が奪われました(乗員と他の乗客を含めると71名が死亡)。壮絶な事故です。生存した選手3名と帯同せず事故を免れた選手、クラブ関係者が一致団結してチームが奇跡の復活を果たすまでを記録したドキュメンタリー。
日本の「ヴィッセル神戸」の監督をつとめたことがあるカイオ・ジュニオールさんやJリーグに所属していた数名の選手も犠牲になりました。
市民クラブの存続、絶望から希望、命の尊さ、さまざまな想いが脳裏をよぎる魂の作品です。2017年のシャペコエンセとバルセロナの親善試合、イニエスタ選手も少し出てきます。
<予告編>
激戦 ハート・オブ・ファイト(2013年 香港🇭🇰 116分)
元ボクシングチャンピオンでありながら八百長で前科者となり、ボクシングジムの雑用係として働く48歳のファイ。そして息子をある事故で失ったシングルマザーのクワンと娘のシウタン。富豪の息子ながら大学卒業後、放浪の旅を続ける青年スーチー。
総合格闘技という舞台を背景に、全く他人の彼らが結びつき、観るもの誰もを熱くさせる魂のドラマでした。格闘シーンは、激戦につぐ激戦、手に汗握りました。
彼らが戦う理由。それは大切な人のため、自分のため。この理由が全てを語る素晴らしい作品です。
<予告編>
運動靴と赤い金魚(1997年 イラン🇮🇷 88分)
少年アリの家はけっして裕福ではない家庭。仕事に恵まれない父、赤ちゃんを産んで腰が悪い母、嫌な顔もせず両親の手伝いをする妹ザーラとの4人家族。妹ザーラがお気に入りの靴を無くしたところから物語が始まるが、貧しい家庭では靴も高級品で簡単には手に入らない。無くした事を両親にも伝えられず、妹の靴を手に入れるまで兄の靴を2人で共有するあたり発想が子供らしく仲睦まじい。
とにかく兄妹が初々しく可愛く魅入ってしまいます。すごい、いい子たちなんですよね。アリが参加するクライマックスのマラソン大会は手に汗握る面白さです。何故参加したかは映画を見て確かめてください。(予告編を観るとわかります)
道の真ん中に水路があったり、お茶とセットの硬そうな砂糖、女性全員が被るフード、富裕層と貧困層の暮らしなど、イランの暮らしや子供達の学校がどんな感じなのかも味わうことができる秀作です。
<予告編>
インスタアカウントもありますので、よろしければ覗いてみてみてください。→ 🐶
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投稿を表示ボクシング映画は絶対的に感動しますね~
初めて映画館で涙した作品がヒュージャックマン主演の『リアルスティール』でした。
あれは気づかぬ内に、ツーっと頬を涙がつたった映画でした✨
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