友よ、その答えは 風に吹かれている✨「 名もなき者」
ずっと公開を楽しみにしていた「名もなき者 A Complete Unknown(ジェームス・マンゴールド監督)」、私BlackCherryは仕事をOFFにし初日の初回にいってきました。
心の、というより魂のおもむくまま…そんなひとだと感じるボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)✨
本作はまだ無名だった彼がニューヨークに降り立った1961年から、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルまでを描いています。

神がかった✨ティモシー・シャラメ
シャラメはボブ・ディランの演奏と歌唱を吹き替えなしで演じきり、2025年の米俳優組賞(SAG賞)主演男優賞を史上最年少で受賞。いよいよ発表となる第97回米アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされています。
演奏・歌唱はもとより、超然とした存在感、純粋さを兼ね備えた生粋の詩人という風情を醸したティミー✨ 神がかっていました‥!
そういえば、「君の名前で僕を呼んで」や「レイニー・デイ・イン・ニューヨーク(弾き語り)」でもピアノ演奏シーンがありましたし、「ウォンカ」でも素敵な歌を披露していましたね。
今回はボブ・ディランの声に似せた歌声でもあり、それも見事としかいいようがありません。

新たな挑戦をめぐる葛藤
激動の1960年代、フォークは戦争や差別などの社会問題に対するプロテストソングの側面があったかと思います。
大きな渦の中心にいたボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)は、より表現を広げる試み―エレクトリック・ロック・パフォーマンスへの挑戦を決意。革新的な「ハイウェイ61」が誕生する瞬間なども描かれ興味深い・・! そしてその試みはフォークへの裏切りのようにとらえられ、多くのファンやレコード会社・関係者の意に添わず、避難されたことも描かれています。
先駆者につきものであろう向かい風。それはやがて追い風となるのだと予感させながら・・・答えはやはり風に吹かれているかのごとくです。爽やかなラストが多くの人に届きますように・・✨
余談:わりと重要な役どころとなるジョニー・キャッシュ(ボイド・ホルブルック)は本作と同じマンゴールド監督による「ウォーク・ザ・ライン 君へつづく道」のホアキンに演じて欲しかった🙄
とふと思いましたが、ホアキンだと存在感強すぎになってしまうのかもですね笑


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投稿を表示ボブ・ディランはまさしくこの映画の時代の楽曲しか知らない程度でしたが、結構楽しめましたね。
恥ずかしながら知らなかったピート・シーガーもライブシーンの曲は薄っすら知ってたり、ジョーン・バエズが「朝日が当たる家」を唄ったり、
『ウォーク・ザ・ライン』のジョニー・キャッシュとの邂逅、
終盤のニューポート・フォーク・フェスティバルの再現など良かったですね。
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投稿を表示私は今日観てきました!
シャラメくん目当てに(笑)
最後にはもうボブ・ディランにしか見えませんでした。
歌が凄い。ギターもピアノも本当に演奏しているように見えました。
才能豊なシャラメくんを堪能致しました。