「はたらく細胞」の感想
レンタルした映画ではなく、実際に観に行った映画のレビューは初めて書くので、ここであっているか分かりませんが、はたらく細胞の感想をクライマックスに関するネタバレを避ける形で書かせていただきます。
まず、漫画の実写化について個人的に気になる点はコスプレっぽさが拭えないところです。それは本作でもそうでしたが、元々免疫細胞と細菌・ウィルスとの戦いが多い作品なので、仮面ライダーや戦隊シリーズのような特撮であると考えると、コスプレっぽさはあまり気にならなくなりました。
また、細胞達の体の持ち主である人間達のパートがあり、原作では体の持ち主のパーソナルな部分に触れるような話はあまりない為、賛否が分かれるところだとは思いますが、個人的には現実に生きる人間と体の中で生きる細胞達を対比することで体内の異世界感が増し、そこもコスプレっぽさを薄めてくれる要素になっていたかなと思いました。
ただ、人間パートにも割としっかりとしたドラマがあり、そのため結構な尺を取ってしまっているのが残念だったかなと思います。あくまではたらく細胞の実写化なんだから、もっと細胞達のパートを観たかったという気持ちがありました。前述したように人間パートがあることで現実世界と体内世界の対比ができたり、娘と父親を出すことで父親の方でBLACKのネタも盛り込むことができているので、まったく要らないとまでは言いませんが、人間パートをもっと短くして原作のエピソードをもう1~2話ぐらい入れて欲しかったです。
後ちょっと残念なのはBLACKの方で先輩赤血球がホモっぽい赤血球になっており、死滅する原因も(おそらく)血便であった為、物語から退場してしまったのにあまり悲しくはなれませんでした。
他の良かった点としては、体内世界をしっかりと作り上げてくれており「このテーマパークあったら行ってみたい」と思うぐらいにはワクワクしました。また、細胞達がかなりの数がいるように撮られており、人間という小さな中に約60兆も存在しているものということに説得力があったと思います。
批判も多くなりましたが、総合的には面白かったので、興味のある人は観に行ってみてください。
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投稿を表示DISCASレビューへの投稿も、ストーリーへの投稿もいつもありがとうございます✨
このような形で投稿問題ありません!
テーマパーク、あったら教育の一環として授業などでも校外学習など組まれそうですね!