DISCASレビュー

1997年、ジェームズ・キャメロン監督、ロマンス映画。主演レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット。実際に1912年に沈没した豪華客船タイタニック号を舞台に、身分の違う若い男女の悲恋を描いている。

物語は、沈没という歴史的悲劇の中で芽生える一途な愛を軸に展開される。単純な構造ながら、3時間を超える長編にもかかわらず、まったく長さを感じさせないほど引き込まれる。映像は当時の最先端のコンピュータグラフィックス技術によって作られており、特にタイタニック号の沈没シーンは圧巻。緻密な描写と迫力ある演出が、観る者に強烈な印象を残す。タイタニック２が作成されていると聞く。