【試写で衝撃】こんな良い映画に出会えて感謝。これが評価されなきゃ私は泣く。

めちゃくちゃ良い。
鑑賞中、考えさせられ、引っ張られ、
自分自身の課題にも重ねさせられる。
その余白と余韻のバランスが見事。
考え、誰かと語ることでさらにこの作品は意味が広がっていく。
ネタバレ回避でなるべく抽象的に語っているが、
「A24」(超人気のセンスが秀逸な映画製作会社)が賞レースをアジアンパワーの裏テーマで総なめにしたりするように、社会性を多く持った映画。
ライラという自身で詩を作り、世界の問題を真剣に考える女性が出てくるのだけれど、
その言葉一つ一つがとてつもなく鋭く重要なものを突き付けてくる。
政治的なものを語り歌えるようになりたい
カッコつけな現代の若者が
ライラの心を震わせようとしたもの、
それぞれの世界が交わって見えるもの。
あなたは幸せか、あの人は幸せか、世界は幸せか、
必ず考えてみたくなる二時間。
クソ息子ジギー役が見事にムカつくところが
感情移入の大事な部分なのだけれど、
劇中のYouTuberとしての曲を自身で作ったという
フィン・ウォルフハードはすごい。
キャスティングが絶妙で、すべての人物が生きている。
ほとんど伏せて書きましたが、
観てから語ろう。
別にサプライズがあるわけではないのだけれど、
鮮やかに描き出したすべての切り口を、シンプルに感じて欲しい。
『僕らの世界が交わるまで』というタイトルがとても良いけれど
『WHEN YOU FINISH SAVING THE WORLD』ってどんな意味?
いつ世界は救い終わる?ということかな。
翻訳機に入れたら「世界を救い終えたら」だけれど、
これもまた良い。
良い良い、言っても伝わらないと思うのですが、
この感覚、観ればわかります(*'▽')
お笑い熱弁担当
ものまねコスプレYouTuberダメ沢直樹でした。
『僕らの世界が交わるまで』
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2024年1月19日(金)より、
TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
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© 2022 SAVING THE WORLD LLC. All Rights Reserved.
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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投稿を表示他の方も 熱く語っておられるので、どうしても観たくなり、配信で観ました。
観終わって一番に思ったのは、キャスティングがいいんですよ。
本当に この人が ぴったりって感じでした。