DISCASレビュー

「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」（2024、原題：Speak No Evil）は、ジェームズ・ワトキンス監督によるアメリカのサイコホラー・スリラー映画で、2022年のデンマーク・オランダ映画「胸騒ぎ」のハリウッドリメイク。イタリア旅行中のアメリカ人一家、ベン（スクート・マクネイリー）、ルイーズ（マッケンジー・デイヴィス）、娘アグネス（アリックス・ウェスト・レフラー）が、イギリス人一家パトリック（ジェームズ・マカヴォイ）、キアラ（アシュリン・フランチオージ）、息子アント（ダン・ハフ）と意気投合。パトリック一家のイギリス田舎の農場に招待されるが、過剰な「おもてなし」と奇妙な行動に違和感が募り、恐怖の真実が明らかに。マカヴォイの怪演とブラムハウスらしい緊張感が光る。オリジナルよりエンタメ性が高く、結末も異なるため、両作楽しめる。