何度でも観てしまう。私の往年の好き映画
こんにちは!
そぜです。
『今日何観よう?』のお手伝いができるように
お茶の間や映画館からつながる良質映画を厳選紹介しています。
あなたは何度も観てしまう心の映画はありますか?
私はここ数年は平均200~300本前後自分にとって未見の映画を観ていますが
その中でも定期的に繰り返し観ている作品もあります。
『フォレストガンプ』
『ショーシャンクの空に』
『ユージュアルサスペクツ』
『ローマの休日』
『ニューシネマパラダイス』etc.
が自分にとっての大切映画の代表例で時折何気ない時に流して観ています。もはや内容は知り尽くしているのでじっくり見るというよりはバックグラウンドに流す程度。
【こういう気分の時はこの映画】と感情が不足している時のサプリメントとして各種処方しています笑。
そんな中、一つだけ毛並みが違う作品があります。これは何回も観続けているのですがすこぶる難解のためこればかりは周りの作業を止めてスクリーンに向き合います。毎回気合を入れてじっくり観ては驚き、時折巻き戻し、そしてこれを作った監督に称賛したくなる作品です。
2001年の作品なので往年と言うには新しい気もしますが何度でも観てしまう色褪せない映画として紹介します!
マルホランド・ドライブ Mulholland Dr.
製作年: 2001年
★製作国: アメリカ
★上映時間: 146分
★監督: デヴィッド・リンチ
★キャスト: ナオミ・ワッツ、ローラ・ハリング、アン・ミラー
★ジャンル:ドラマ、ミステリー
【あらすじ】
ある真夜中、ハリウッドにある峠の道路【マルホランド・ドライブ】で車の衝突事故が発生。ただ独り助かった黒髪の女は、ハリウッドの街までなんとか辿り着き、留守宅へ忍び込む。すると、そこは有名女優ルースの家だった。そして、直後にやってきたルースの姪ベティに見つかってしまう。ベティは、とっさにリタと名乗ったこの女を叔母の友人と思い込むが、すぐに見知らぬ他人であることを知った。何も思い出せないと打ち明けるリタ。手掛かりは大金と謎の青い鍵が入った彼女のバッグ。ベティは同情と好奇心から、リタの記憶を取り戻す手助けを買って出るのだがここから奇妙な世界に入り込んでいく。
私が敬愛するデヴィットリンチ監督の作品で今でもベスト。
言うなら人生観た映画でもBest5です。
本作は米国赴任時代良くしていただいていた大先輩が若き頃に本作を買い付けて日本に持ってきたそうで、毎回お会いする度に心からの感謝を伝えていました笑。
本作は超絶難解です。今まで観た映画の中で初見最も訳が分からなかった作品かも。
でも不思議な中毒性があって、何度も観てしまう。でもわからない。
けどヒントは少しずつ見つけていく。
結構この作品の難解さはファンも多く、よく映画好きの皆さんと盛り上がるのがこれです。
確かこれ就職活動中に映画館で観たんですけど翌日個人面接があって、好きな映画の話になった時、この作品の名前を出したら
「いや〜ん!俺も〜!!」
みたいになっちゃって、意気投合し面接そっちのけで一時間位盛り上がった位多様性がある作品です笑
ちなみにその面接は落ちました。
まだ観ていない方はまずは真っ新な状態で向き合ってみてください。そして観終わった後は是非インターネットで本作を検索してみてください。溢れんばかりのマルホランドドライブの議論サイトがあります。
そこで
「へえ〜」
といくつものシナリオやトリビアをかいくぐってからもう一度観てみると
「???」
が
「!!!」
に変わり、その瞬間がたまらなく快感に変わるはずです(往年の『Aha experience』でしょうか)
この映画は終わった後に皆と作品について議論をする楽しみ方を教えてくれた作品です。
キャストもナオミワッツが女優として覚醒する重要な作品で身体を張った極上のシーンを観れます。
余談ですが余りに本作にハマったので「マルホランドドライブ in Hollywood LA」に聖地巡礼してきました(アイキャッチ画像は実際に現地で撮った写真です)。
ごくごく普通の道でしたがハリウッドを一望できて、これが夢と現実、ハリウッドの光と闇の渦巻く欲望を全て見通せる場所としての象徴だったのかなぁと勝手に感動してました笑。
本作はAmazonプライムとU-NEXTで観れます(2024年5月時点)
- 夢と現実の狭間を漂流してみたいしたい
- 極上の難解映画が観たい
- ミステリアスだが作りこまれた映像を堪能したい
そんな方はGW最終日、現実に戻る前にいかがでしょうか。
過去のコラムはこちらのバナーをクリックするとみれます。
Instagramはこちらから。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ユージュアルサスペクツといい、マルホランドドライブもどこか作中の雰囲気が似ている気がいますね~。少し違うかもしれませんが、『氷の微笑』も近いかも。セクシー過ぎて惚れてしまうかもしれませんが♪
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示こんにちは。
「マルホランドドライブ」は、私の今までの映画鑑賞人生の中で、難解映画ベスト1の作品ですが、もう一度挑戦してみようかな、という気が今しております!
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示