こんにちは、ぬぴです🍀
今回紹介するのは今月７月２６日公開の韓国ノワール映画【このろくでもない世界で】です！
 

『あらすじ』
継父のDVに怯える18歳のヨンギュ（ホン・サビン）は、義理の妹ハヤン（キム・ヒョンソ）を守るために暴力沙汰を起こして高校を停学、その上、示談金を求められる。行き止まりの現実に苦しむ彼の夢は、いつの日かオランダへ移住すること。その願いも空しくバイト先をクビになったヨンギュは、地元の犯罪組織のリーダー、チゴン（ソン・ジュンギ）の門戸を叩くほかなかった。仕事という名の“盗み”を働き、徐々に憧れのチゴンに認められていくヨンギュだったが、ある日、組織の非情な掟に背いてしまう。荒んだ日常の中で互いに寄り添ったハヤンをも巻き込み、意を決してチゴンのもとへ駆けつけるが……。

私は今作をオンライン試写会にて鑑賞させて頂きました。
いつも甘い演技を観させてくれるソン・ジュンギさんとは違ってクールな人柄を演じていて心の奥にある寂しさとか孤独を雰囲気で伝える演技が本当にすごかったです。

そしてホンサビンさんの緊迫感のあるリアルな演技も圧巻でした。
切羽詰まった演技とどうしようもなくてもがいてる演技が本当に凄かったし引き込まれました。
「お前は俺の弟だ」ってセリフは胸が熱くなったし、だからこそ後半は胸がより締め付けられる気持ちで・・・。
”指示されたら従うしかない”その世界、つらすぎる・・。
「かつて水に溺れた子供は今も呼吸をしているが”生きている”とは限らない」ってセリフはすごく心に残る言葉でした。
紛れもなく彼は主人公ヨンギュにとって必要な「ヒョン（兄貴）」だったなと思います。

そしてBIBIさんは普段音楽活動をしている姿しか見た事がなかったので自然な演技に驚きました。
複雑な環境でのあの演技はすごくリアルでよかったです。
そして個人的にはソンジュンギさん演じるチゴンの手下、スンム役のチョンジェグァンさんの演技もすごくいいなと思っていて、あの表情演技や雰囲気も注目して見てほしいポイントです！

逃れることの出来ない絶望と悲劇に立ち向かうヨンギュ。
冒頭の印象的なシーン。
本当に今作は全てが素晴らしかったです。
胸が痛むシーンも多いですが、一度は見てほしい韓国ノワール映画となっています。



なんとホンサビンさんは今作が初主演とのことでそれにも驚きでした！
初主演とは思えない演技力と存在感だったので彼は今後の俳優業界でもどんどん輝いていくと思います！
今後の活躍にも注目ですね♪

今作【このろくでもない世界で】は７月２６日公開となっているので是非劇場でご覧ください🎥

『予告はこちらから』↓↓
 

最後まで読んで頂きありがとうございました😊🍀