DISCASレビュー

映画『ふたりで終わらせる／IT ENDS WITH US』（2024年、ジャスティン・バルドーニ監督、ブレイク・ライブリー主演）は、コリーン・フーヴァーのベストセラー小説（2016年、邦題：『イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる』）を映画化したロマンス・ドラマ。2024年11月22日に日本公開され、全世界興収3億5100万ドル（約492億円）を記録。ボストンでフラワーショップを開くリリー（ライブリー）が、脳神経外科医ライル（バルドーニ）と情熱的な恋に落ちるが、ライルの暴力的な一面とリリーの過去のDVトラウマが明らかに。元恋人アトラス（ブランドン・スクレナー）の再登場で三角関係が絡み、リリーは娘エミーとの未来のため「暴力の連鎖」を断ち切る決意をする。ジェニー・スレイトのアリッサ役やテイラー・スウィフトの「My Tears Ricochet」が情感を高める。