DISCASレビュー

k.a
2025/08/06 22:57

ノリャン ―死の海―

『ノリャン -死の海-』(2023年、韓国、原題:Noryang: Deadly Sea)は、キム・ハンミン監督による歴史アクション映画で、『バトル・オーシャン 海上決戦』『ハンサン -龍の出現-』に続くイ・スンシン3部作の最終章。1598年の露梁海戦を舞台に、朝鮮水軍の名将イ・スンシン(キム・ユンソク)が、豊臣秀吉の死後撤退する日本軍を殲滅すべく、明との連合軍で薩摩水軍と激突する。

感想:約1000隻がぶつかる海戦はVFXを駆使した圧倒的スケールで、153分の半分以上を占める戦闘シーンは息をのむ迫力。キム・ユンソクの威厳あるイ・スンシンが物語に重みを加え、チョン・ジェヨンやホ・ジュノの明軍キャラも魅力的。ただし、史実の脚色や反日的描写が強く、日本人視聴者には違和感があるかも。

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