映画『平場の月』- 50歳からの青春やり直し。切なすぎる「大人のタイムマシーン」に涙。
「青春」は、若者だけのものではありません。 大人になってから、もう一度あの頃の輝きを取り戻すことだってできる。
映画『平場の月』は、そんな夢のような時間を「カムバック」させてくれる、とても素敵で、そしてあまりにも切ない物語でした。もし、あなたに昔気になっていた人がいるなら、この映画は心の奥底にある思い出を呼び覚ます、タイムマシーンになるはずです。
あらすじは、家庭を持ち、離婚を経て、人生の折り返し地点を過ぎた男と女。かつて中学時代に同級生だった二人が、病院で偶然の再会を果たす。くたびれた日常の中で、お互いの想いを重ね合わせ、二人は「青春」をやり直すように距離を縮めていくが、そこには逃れられない病の影が忍び寄っていた。
やっぱり青春っていいな。心が温まる再会
昔気になっていた女性と、大人になってからたまたま再会する。 そんなシチュエーションに、心が温まらないはずがありません。「やっぱり青春っていいな」。素直にそう思わせてくれる二人の時間は、観ている私たちまで青春時代に戻し、穏やかで素敵な気持ちにさせてくれます。
ささやかな幸せを阻む、あまりにも苦しい現実
せっかく再会し、心が和むような穏やかな時間を過ごしていた二人。しかし、物語は彼らに「病」というあまりにも苦しい試練を与えます。 ただ単に、一緒にいたいだけなのに。ささやかな青春を取り戻すことさえ許されないのか。二人が直面する悲しい現実は、見ていて心が張り裂けそうになるほど切なく、苦しいものでした。
思い出と出会いたい大人たちへ。ハンカチ必須の名作
これは、青春の思い出にもう一度出会いたいと願う、すべての大人のための映画です。 淡い恋心と、人生の厳しさ。その両方が詰まったこの物語を観る際は、ぜひ大きめのハンカチを持っていくことをお勧めします。涙なしには見られない、大人の名作です。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示観たい、観たい、観たい!
なにがなんでも 観に行かなくては・・・
映画予告を観て、いてもたってもいられなくなってます。