DISCASレビュー

恐怖の獣人

　1958年　アメリカ

スタッフ　監督・製作：ロジャー・コーマン　脚本：R・ライト・キャンベル　撮影：フロイド・クロ

　　　　　スビー　音楽：アルバート・グラッサー　製作総指揮：サミュエル・Ｚ・アーコフ、ジェ

　　　　　ームズ・Ｈ・ニコルソン　編集：アイリーン・モーラ

キャスト　ロバート・ボーン、サラ・マーシャル、レスリー・ブラッドリー、フランク・デ・コヴァ

　　　　　ほか

若き原始人は禁断の土地の向こうが気になっていた。原始人の集落では川を越えてはならないという掟があった。また、川を越えると触られただけで死をもたらす神が現れるということが伝えられていた。森の中での猟では食料がまかなえないと、ある日、彼はそこへ足を踏み入れてしまう。なんとそこで待っていたのは恐竜だった。難関を越え、ついに彼が遭ったのは異様な姿の神だった。

B級映画の帝王 ロシャー・コーマン監督によるセクシー美女も登場するの特撮を使った原始人もの。最大の見せ場はラストの大どんでん返し。後の数々の映画に影響を与えたと言われている。ところで、今作『恐怖の獣人』は、M・ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』（2004年）のパクラレネタとしても有名な作品です。SF映画ファン、エンターテイメント映画ファン必見の作品です。