DISCASレビュー

『ミラーズ』（2008）は、アレクサンドル・アジャ監督によるホラー・スリラー。元刑事のベン（キーファー・サザーランド）が、大火災で廃墟となったデパートの警備中、不気味な鏡に触れ、鏡の中の存在が人を操り、残酷な死を招く呪いに巻き込まれる。妻エイミー（ポーラ・パットン）や家族も狙われ、鏡の過去と悪魔的な秘密を追う。過激なゴア描写とジャンプスケアの連続、鏡の視覚効果が強烈な恐怖を生むが、ストーリーの予測しやすさと長さで賛否両論。韓国映画『Into the Mirror』のリメイクで、アクション要素も強い。ホラーとサスペンスの融合を求める人にオススメ。