地球の静止する日
地球の静止する日
1951年 アメリカ 劇場公開:1952年3月21日
スタッフ 監督:ロバート・ワイズ 脚本:エドムンド・H・ノース 原作:ハリー・ベイツ『主人へ
の告別』 製作:ジュリアン・ブロースタイン 音楽:バーナード・ハーマン 撮影:レ
オ・トーヴァー 編集:ウィリアム・H・レイノルズ
キャスト マイケル・レニー、パトリシア・ニール、ヒュー・マーロウ、サム・ジャッフェ、ビリー
・グレイ、フランセス・バヴィア、ロック・マーティン、フランク・コンロイ、カールト
ン・ヤング、ドリュー・ピアソン、エディス・エバンソン、Fay Roope、ロバート・オスタ
ーロー、タイラー・マクヴェイ、ジェームズ・シーイ、Marjorie Crossland、ジョン・ブラ
ウン、Glenn Hardy ほか
ウォシントン上空に奇怪な船体が現われ、着陸するとクラートゥ(マイケル・レニー)という、奇妙な服をまとい英語を喋る男が現れた。彼は他の遊星から飛来し、危害を加えるものでないと云ったが、警備兵は彼に向かって発砲した。すると船体から巨大なロボットのゴートが現われ、周囲の武器をすべて破壊しようとした。だがクラートゥはロボットをとどめた。彼は大統領秘書に、地球上の指導者たちが他の天体の征服を企画する限り、他の遊星からの攻撃を受けるから忠告したいと申し入れた。だが指導者たちは彼と同席することを拒んだ。クラートゥは姿を消した。実は彼は普通の服を着、仮名を使って宿屋に住み着いたのであった。彼は美しい戦争未亡人ヘレン(パトリシア・ニール)とその息子、それに彼女の許婚トム(ヒュー・マーロウ)と知り合った。有名な科学者バーンハート教授(サム・ジャッフェ)1人が、クラートゥの使命遂行を助けた。

『地球の静止する日』原題:The Day the Earth Stood Still)は1971年1月30日に『土曜映画劇場』でTV放送された際の日本語タイトルは「SF地球最後の日」だった。2008年、キアヌ・リーブス主演でリメイクされた『地球が静止する日』の原作となった映画である。1950年代はSF映画ブームとなったが、「空想科学映画」は子供向けのお伽話であり、異星人は敵対するモンスターとして描かれ、スペクタクルが優先されるジャンルの映画と思われていた。その風潮の中で、ストーリーを重視して高い知性と友好的な異星人像を提示し、人類と異星人のファースト・コンタクトとそれに対する人類の動向をシミュレーション風に展開させた、本格SF映画の先駆的な作品。製作にあたり、原作の『主人への告別』から映画に使用されたのは、異星人のクラトゥ、巨大ロボット、ワシントンD.C.に出現したロケットだけで、ストーリーは全く異なったものになっている。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示いやぁ、本作はSF映画史上でも名作と言われていますが、当時としては友好的な宇宙人が、戦争ばかりしている地球人が核兵器を持ったのに危機感を持ってクラトゥーを派遣するというプロットそのものが斬新でしたね。ただ、地味な分、当時は日本で受けたのか気になるところです。
原作は結構、怖いオチがついてましたね。まぁ、本作に関しては原作のキャラクターと最初のシチュエーションだけを借りてオリジナルのプロットにしたのが良かったんでしょう。まんま映画化してたらワンアイディア・ストーリーと取られていたんじゃないかと思います。