1973年製作のイタリア映画『蒼い体験』は、サルヴァトーレ・サンペリ監督による官能的な青春ドラマであり、ラウラ・アントネッリが主演、アレッサンドロ・モモが助演を務めている。 “筆おろしもの”の代表作として知られ、露骨な描写は少ないものの、チラリと見せる演出がかえって官能性を高めており、観ていてドキドキさせられる。
今あらためて観ると、どこか可愛らしさすら感じられ、時代の空気をまとった作品として懐かしさがこみ上げる。なお、アレッサンドロ・モモは本作とその続編の撮影後、わずか17歳で交通事故により亡くなっている