【ロケ地巡り】るろうに剣心 おまとめ
お久しぶりです。
夏になると「この時期はるろうに剣心の公開日だったなあ」と思い起こす日が続いたりします。
ロケ地巡りも関西が中心ということもあり、関西住みの私にはロケ地巡りに行きやすい作品ということもあり、数々行きましたが、『るろうに剣心』それぞれの作品ごとに分けていたので、まとめて見たいというご意見も頂いたこともあり、おまとめすることになりました。
今回は県別のまとめで1作目から5作全部まとまってます。
なので長いです!!
『るろうに剣心』をまずは復習。
1作目↓
2作目の『京都大火編』↓
3作目の『伝説の最期編』↓
4作目の『るろうに剣心最終章 The Final』↓
最後の5作目『るろうに剣心最終章 The Beginning』↓
まずは『るろうに剣心』と言えば“ココ”!という所から。滋賀県のまとめ。
それは
■滋賀県の近江八幡の八幡堀。
map↓
堀沿いに走って来る剣心と薫のシーンの場所⇒
自分の道場に戻るため、剣心の手を引いて渡った橋↓
↑ここには刃衛が追いかけられて警察から逃げてきた恵が弥彦とぶつかる通路もあります。
そして近江八幡はコチラ↓も。『京都大火編』
剣心が京都に立つ決心を「さようなら」という言葉で薫に告げた場所です。
八幡堀は「神谷道場」の付近という設定ですね。
ここは剣心関係なくても何回来てもいい所です。
次は
■三井寺
map⇒滋賀県大津市園城寺町246
一作目の薫を刃衛から助けるシーンと
最終章 The Finalで縁と会うシーン
↑三重塔の近くの橋(刃衛との出会いのシーン)でもあり、縁との再会のシーンでもある橋。
↑三井寺:剣心が薫を助けに飛び降りる橋の眺め。結構高い。。。
そして、おまけ情報。近江八幡や三井寺に行ったら買ってほしいお土産です。
特に三井寺の美味しい餅(上段真ん中)と近江八幡の『かっぱ焼き』を是非買ってほしいですー
そして次の滋賀県は1作目のラスボスの鵜堂刃衛と戦うシーンで使われた
■安楽律院。
map⇒滋賀県大津市坂本本町4220
めちゃめちゃ山深いです。
この門をくぐって、剣心がやってきます。
階段の向かいでは薫を人質に刃衛が待ち構えている。↓
しかし!この安楽律院は開発が半端ない!!!
辺り一帯森の木が伐採されてましたーーーーーーーー!!!
全く鬱蒼としてなくてあけっぴろげで全く雰囲気が。。。。
あのなんというか。。。
秘密っぽさというか、闇というか。。。
そういう雰囲気ゼロになっちゃったよーー
(´;ω;`)ウウウ
お姫様抱っこして上がる階段も。。。
苔が生えまくって段差がなくなってる。。。
皆さん。。。ロケ地巡りは公開からあまり間を置かずに行った方がいいです(´;ω;`)ウゥゥ
実はこの安楽律院は3作目の『伝説の最期編』で剣心の師匠の家でも使われています。
先程の階段とは門を挟んで向こう側に進むと師匠の家ゾーンです。
撮影の時はこの写真の右側に土間が増築されたようです。
撮影当時の2013年はこの隣に納屋にしていた小屋が建っていたのですが、
私が訪れた2015年には崩れてなくなっていましたーーー!!↓
手前の柱は映画本編でも
残っていました。⇒
剣心が寝かされたいた部屋↓
左手の奥の物入れのような所は本編では仏像のようなものが置かれていて祭壇みたいになっていました。
その名残?なのか小さな仏像が。。。
↑外のこの眺めは操ちゃんが剣心を迎えに来た時に操ちゃんが坂を昇って来る方向。
その坂を下りると師匠と修行をしていた所です。↓
雨が降ってきて一度は中断したものの、止まないのでそのまま撮影した所、
それが却ってすごくいい雰囲気になったシーンでした。
水たまりで荒い息で倒されてる剣心とか最高に素敵でした( *´艸`)
ちなみに私は2回ここを訪れたのですが、2015年から2019年でもかなり荒廃が進んでいたのですが、今はどうなってるのか。。。
かなり荒廃が進んでいる上に工事が入ってるようでしたので、もう取り壊されてるかもしれません。
(´;ω;`)ウゥゥ
そして近江八幡市を離れて滋賀の別のロケ地。
■みなくち子どもの森。
逆刃刀を打ってくれた新井赤空(あらいしゃっくう)の息子の青空(せいくう)さんの家です。
こちら、本来は農業体験や昔の暮らしを学べる所です。
この道を風車をふーふーしながら歩いてくる激可愛い剣心を撮影したところです。
写真で見ると広そうですが、実際行くとめちゃこじんまりしてます。
ロケ地巡りあるあるですね。
中にも入れて剣心が座った縁側も座れます。
実際訪れると感慨深いですね。
おっと忘れてはいけないそのお父さんの赤空さんから逆刃刀を受け取る
■日吉大社。
静かで良きところです。
次の滋賀のロケ地は↓コチラ。
■日野城跡(正しい漢字が出ない)
map⇒〒529-1628 滋賀県蒲生郡日野町西大路2869
蒼紫との決戦の場です。
剣心が壁走りした石垣です。
壁走りしながら走り抜ける道↓
操ちゃんの目線↓
↓この橋の上から操が息絶えそうな翁を腕に抱きながら剣心に「行けーーーーー!」と叫ぶ名シーンの場所。何回観ても泣いてしまいます。
剣心が蒼紫に九頭竜閃を撃つ場所。またもや結構狭い。
映画の本編を見ながら剣心たちがどのような流れで戦ったかを辿るのも楽しいです。
木には剣の跡も残ってる。
滋賀のロケ地巡りはこんな所です。
公式ロケ地マップもありますよー
そして次は岡山県!!!
■美観地区。
map⇒岡山県倉敷市中央
↑そしてこちらも外せない所、赤べこ。
この外観を『赤べこ』に作り替えて撮影されたんですねー。
美観地区ではこの赤べこで出会った
左之助と対峙するシーンも撮られています。
この橋でも剣心と左之助が闘い、
ここで二人の友情が芽生えた重要なシーンが撮影されました。
お次は奈良県。
The Finalで行けたロケ地は↓こちら。
■旧奈良監獄。
公式X(旧Twitter)でも動画で紹介されていました。
https://x.com/ruroken_movie/status/1413679365213200389?s=20
旧奈良監獄公式サイト⇒https://former-nara-prison.com/index.html
こちらは現在は一部を残して、星野リゾートホテルになる予定です。
星のや奈良監獄公式サイト⇒https://www.hoshinoresorts.com/resortsandhotels/hoshinoya/naraprison.html
2026年春開業だそうです。ちょっと先ですね。
ここは内部見学ツアーをやっていて、そのツアーの一部で「るろうに剣心撮影場所案内ツアー」がありました。普段入れない所も特別公開されていました。
それが↓こちら。縁がラストシーンで投獄されて、巴の日記を読んで泣くシーンの場所です。
この鉄格子は映画用のセットで美術さんが作ったもの。なので鉄ではないのです。
使ったそのままを残して行ったそうです。
よくできてますよね。
ちなみにこれも↓撮影隊が置いて行ったらしいです。笑
↓この窓の所で縁は日記を抱いて泣いてましたね。
耐震補強がちょっと残念。
↓縁が手縄をされて歩く廊下。
造りがものすごく重厚でレンガが素敵ですが、独房の中は狭く、トイレがむき出しで置いてあるだけの粗末な部屋でした。
そして次は兵庫県。
■姫路市の好古園
map⇒兵庫県姫路市本町68
好古園は1作目から毎回のように回想シーンで出てくる重要な場所。
剣心の十字傷の最初の一太刀を入れられ、そのことから剣心が贖罪の人生を歩む事となった場所。
江戸末期に討幕派として尊王攘夷の名の下に暗殺を繰り返していた剣心。
その時の一人の若い侍『清里明良』を惨殺してしまったことが悲しい運命を背負ってしまう始まり。
京都所司代:重倉十兵衛と護衛をしていた見廻組のいた方向↓
清里明良が息絶えた場所辺り⇒
切ない。。。
すべての元凶はこの場所からですね。。。
(´;ω;`)ウゥゥ
次の兵庫県巡りはこちら。『最終章 The Beginning』での
■淡河宿本陣跡。
コチラ↓のシーンでした。(光入って見づらくてすみません。)
桂小五郎役の高橋一生さんと抜刀斎役の健さんが歩いた廊下です。
この廊下、歩くときゅっきゅと音が鳴る『うぐいす張り』の廊下なんです。
思わず無駄に行き来したくなってしまいます。
こちらは普段は古民家カフェ、ご飯処です。
↓このようなランチなどが戴けます。2021年7月に頂いた『味くらべ寿司』
↓2024年5月に頂いた『味比べ寿司』
佐藤健さんと高橋一生さんのサインもレジにありました。(2021年7月時点)
(2024年5月時点)
先程の廊下を右に曲がった奥には桂小五郎の書斎に使われた部屋があります。
幾松に膝枕してもらってましたね。
攘夷派の幹部とここで密談もしていましたね。
この部屋↓でお食事が戴けます。映画内では攘夷派が集まっていきり立ってたとこですね。
中庭では新選組の屯所として使われていました。古高俊太郎が拷問される蔵がある所ですね。
拷問をされる蔵とは思えない落ち着いた雰囲気の中庭です。笑
休日だと結構混んでいるので、予約するのがおススメです。
そして次も兵庫県。先程の淡河宿本陣跡から車で30分程の所にあります
■あいな里山公園
ここは剣心と巴が二人で隠れ住んでいた家がある所。
普段は兵庫の里山の自然を体験する公園です。
ホームページ⇒https://kobe-kaikyopark.jp/
私が訪れた2021年7月当時は、撮影当時担当されていた方が案内してくれるツアーが行われていました。
↑の所は↓のシーンに使われていました。
剣心が巴の亡骸を家ごと燃やして自分の生きる道へ旅立つシーンです。
↑の写真は2021年7月ですが、↓の写真の2024年5月もまだ写真置いていてくれてました!
抜刀斎のぬいぐるみでちょっと雰囲気を再現。笑
↑の写真は2021年7月ですが、↓の写真の2024年5月。
実は家は普段は田んぼの場所に建てられました。
↑の写真は2021年7月ですが、↓の写真の2024年5月。
春なのでこれから田植えをする準備してました。
私が訪れた当時に里山交流館にて撮影準備の様子や撮影時の写真のパネル展示がされていました。
3日程で小屋を建て、周りの草木や樹木などをどんどん植えていくスピードがすごい!
本来里山の自然を学ぶために生態系を崩したりすることが許されない中でここまで造り込んでいってるのが本当にすごいです。
すごいなー。何だかいとも簡単に家を建ててるみたいですね。
撮影されたこの年はよりによって、雪が少なかったそうで、雪景色にするために人工の雪を降らせたり、積もってる所は布団のような綿を持ってきて敷き詰めていたそうです。
人工雪も里山の生態系を崩さないように化学的に検査されて影響なしと許可が出たものしか使えなかったそうです。
考えただけでものすごく大変そう。
そして最後は小屋を全焼させる。
何かあってはいけないので、消防の方もスタンバイ!
前日に雪が降って小屋は湿気ってしまっていて上手く燃えるかどうか、一発勝負の撮影。
:;(∩´﹏`∩);:
怖いーーーー!!!
しかしそこは今まで数々の奇跡を起こしてきた『るろうに剣心』シリーズ!
最高の燃え方をしたそうで、監督もスタッフさんも大満足の全焼シーンだったそうです。
↓ちなみに奥に見える小さな小屋二つ。
ここに古い小屋があったそうなのですが、家を燃やす時に延焼しては行けないので一度壊して、撮影終えた後にスタッフさんが建てて帰ったらしいです。
右の奥の小屋はご丁寧にエイジング加工までして雰囲気出して帰ったそうです。
あいな里山公園の方もすごいエイジング加工技術だ!と驚く出来栄えだったそうです。
映画でも二人が眺めていた景色。
↓おまけのお話。こちらは控室にしていた建物。
架純ちゃんはこの里山で手紙を朗読するナレーションを録ったらしく、監督もここで録った声は別日にスタジオで録るのとは明らかに違う気持ちの入った素晴らしいナレーションとなったと語っておられました。
やはり空気感て大事なんですね。
私が『るろうに剣心最終章TheBeginning』で訪れることができたロケ地はこんなところです。
当時のお話が聞ける機会があったり、映画の世界に入り込めた気分になれたり、ここに俳優さん達がいたんだなーとドキドキもしちゃうロケ地巡りは楽しいです。
機会があれば是非。
兵庫のロケ地マップもあります。
次は熊本県です。
『京都大火編』で冒頭のシーンは斎藤一率いる警官たちが内通者から聞いた志々雄のアジトへ潜入するシーンから。
暗い建物の中に入ってたくさんの警官たちが潜入する場面。
■万田坑
こちらはガイドの方がいらして、中を案内してくれます。
ここでは公開前にイベントも催されました。(台風接近で天候が悪くて一般のお客様は入れなかったですが)
↓こちらは斎藤一が志々雄を探して侵入して行く通路。
うわ。写真ブレてましたね。すみません。
↓こちらは宗次郎が影だけで登場して「ケンケンパ」をして華麗に惨殺するシーン。
案内の方が多分ここだろうとのことでしたが、暗くて昼間でも不気味で、あのシーンにはうってつけの場所だな、という感じでした。
ここで偶然に蝙蝠が飛び立った奇跡も大友組の気迫を感じて起きたのでは。。。と思ってしまいます。
ちなみに志々雄が火の海で登場するこちら↓のシーンは
〒321-0345 栃木県宇都宮市大谷町909の大谷資料館です。
(キングダムなど色々な作品で使われていますね。)
このようにロケ地は複数の場所を繋いでひとつのシーンを作ってることも多く、現場に行ってみるとそれがわかってなんだか楽しいです。
ロケ地巡りの醍醐味ですね。
そして、るろうに剣心ではいつも激しい戦闘の後に平和なシーンがあるのですが、それがこちら↓
こちらは
■八千代座
こちらも案内してもらえます。
兎に角ここは、美しく、古い木材の質感がたまらないです。
古美術、古い建築が好きな方にはおすすめです。
ちなみに剣心たちが座っていた席はコチラ↓
こちらは2階席や舞台の下(奈落の下の仕掛け)などの裏側も見せていただけます。
裏側や仕掛けが見れるのも楽しいですよ。
私が訪れた『るろうに剣心』のロケ地のおまとめは以上です。
もし、旅行がてらとか行ける方は是非!
ロケ地巡りはなるべく早く行くに限りますから。
長々と読んで頂き、ありがとうございました。
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投稿を表示超大作記事ですね!
作成に大変な労力を使われたと察します。
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