DISCASレビュー

映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』（2024年、山本和宏監督）は、広島県尾道市で100歳を超えてひとり暮らしを続ける石井哲代さんの101歳から104歳までの日々を追ったドキュメンタリー。2025年1月31日より広島で先行公開、4月18日から全国公開され、広島5館で2万人、全国で5万5千人以上を動員するヒット作。 小学校教員や民生委員として地域に尽くし、83歳で夫を亡くした哲代さんが、姪や近所の人と助け合いながら、いりこの味噌汁作り、草むしり、お茶を囲むおしゃべりを楽しむ姿を描く。リリー・フランキーのナレーションが、哲代さんの「ケラケラ」笑うユーモアと「ありがとう」の感謝の言葉を温かく伝える。書籍『102歳、ひとり暮らし。哲代さんの心も体もさびない生き方』『103歳、名言だらけ。なーんちゃって』（累計21万部）はベストセラー。