ゾンビ襲来
ゾンビ襲来
1973年 イギリス 劇場未公開
スタッフ 監督:フレディ・フランシス 製作:マイケル・P・レッドボーン 脚本:ピーター・スペ
ンスリー 撮影:ノーマン・ワーウィック 音楽:ポール・フェリス 製作総指揮:ノー
マン・プリゲン、トニー・テンサー
キャスト ピーター・カッシング、クリストファー・リー、ダンカン・ラモント、ローナ・ヘイルブ
ロン、ジョージ・ベンソン、ケネス・J・ウォーレン、ハリー・ロック ほか
舞台はヴィクトリア時代の1894年。科学者のジェームズは、ニューギニアで発掘した原始人の骸骨をロンドンへ持ち帰る。ある日の研究中、骸骨の指先に水を加えた瞬間、指に肉が蘇ってきた。そんな中、研究を狙うエマニュエル博士によって骸骨を奪われてしまう。危険を感じたジェームズだったが、時既に遅し。大雨に濡れたゾンビは蘇えり、切り取られた指を求め、彼の屋敷へと近づいてくるのであった…。

まずここに出てくるのはゾンビじゃないんですよ。そいつは最初は骸骨なんです、あとから肉の怪物になります。原題は『The Creeping Flesh』で直訳すると、「忍び寄る肉」となります。しかもこのゾンビ(肉の怪物)が出てくるのは最後の最後なんですよね。骸骨は最初からいるんですけど、肉の怪物に変身するのは最後です。本来は博士エマニュエルの研究、院長ジェームズ側の事情、ジェームズの患者の脱走、ペネロピーが狂った様子、エマニュエルとジェームズの対立など、いわば人間関係のドラマです。それがメイン骸骨はおまけです。だから、いかにもなゾンビ映画を期待するとガッカリします。というわけで、ゾンビ映画ではないけれど、全体的には話はよくできている作品です。ところどころ雑な部分はありますけど、この時代の雰囲気とか好きな人はまぁ楽しめるかもしれません。