【ネタバレ】映画『パスト ライブズ/再会』が心に突き刺さって沁みた映画っ子の話
4月30日(火)※この記事を読んだ人はぜひいいねしてください!いいね返しに行きます😊
ひさびさに映画館に行って、ひさびさに投稿モチベになって戻ってきました映画っ子です。#ひさびさですがいつもと変わらずいきます
さて。
今日は「パスト ライブズ/再会」を見てすごく刺さりまくったお話をしたいと思います。#ネタバレがあるのでご注意ください!
▼大注目映画「パスト ライブズ/再会」事前情報
本年度 アカデミー賞® 作品賞&脚本賞の2部門にノミネート! ゴールデン・グローブ賞5部門にノミネートされ、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を生み出したA24と 『パラサイト 半地下の家族』配給の韓国のCJ ENMが初の共同製作で贈る注目作!
監督/脚本:セリーヌ・ソン
出演:グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ
提供:ハピネットファントム・スタジオ、KDDI
配給:ハピネットファントム・スタジオ 映
画公開前から気になっていた友達と、劇場に観に行きました!
▼予告編がもう良い
良い映画って、予告編でもうわかりますよね。とりあえず観てみてください。
一緒に見にいった友達と映画を見終わってから、時間を忘れてこの映画の感想を語りました!#気づいたら2時間弱語ってました
▼この映画の“美しさ”(※これ以降ネタバレあり)
主人公のノラ、幼馴染のヘソン、そして旦那のアーサーの揺れる心情を丁寧に描いた映画でした。この映画はとにかくとにかく美しい映画だと思いました。#見た人は共感してくれるはず
①映像が美しい
②言葉が美しい
③登場人物の心が美しい
▼とにかく映像が美しい
公式で出ている映画ポスターだけ見てももうわかる映像の美しさ。。
どのポスターがお気に入りですか?映画見た人はどのシーンも印象的ですぐに選べないですよね…。わたしは4枚目の、ノラと旦那アーサーとの会話に胸が締め付けられて忘れられないです。
▼とにかく言葉が美しい
ノラと旦那アーサーが作家ということもあり、セリフや言葉選びがとても美しいです。ノラがアーサーを口説くために韓国語の「“縁―イニョン―」を教えるシーン。とくに疑問を抱くことはなかったのですが、その後監督のインタビューで
日本や韓国では、東洋の哲学として「イニョン」の概念を理解し、恋愛を縁として考えたり話したりすることが多いですが、アメリカやヨーロッパではそうした言葉は存在しないんです。ただ言葉がないだけで、説明をすれば皆さん感覚として理解してくれる。こうした東洋の概念を、もともとの言葉を使って物語に組み込んだことで西洋の観客に共有できたことをとても嬉しく、意義のあることだと感じています
と言っており、韓国人作家のノラがアメリカ人作家のアーサーに説明するということに「口説くときに使う」以上に深いものを感じました。#日本語を大切にしたいなと思いました
▼悪役のいないリアルで突き刺さる世界
韓国人でアメリカに移住した作家のノラ。
幼馴染で12歳まで相思相愛だったヘソン。
アメリカ人作家でノラの旦那のアーサー。
ヘソンとノラが24年ぶりに再会することで、三人の関係性、それぞれの心のうちに抱く想いが少しずつ変わっていく様子が丁寧に描かれておりとてもリアルで突き刺さりました。
▼3人のそれぞれの立場を考える
幼馴染のヘソン。24年間恋焦がれてきた幼馴染で初恋の相手。ようやく出会えた嬉しさと、すでに結婚してしまった寂しさが、再会した時のぎこちなさや表情に表されておりとても心が締め付けられました。
彼女ができても結婚したいと思えないのはヘソンへの想いを24年間引きずっていたからかなぁと思いました。またニューヨークで過ごす7日間、ノラには旦那さんがいることを知りながらも、24年間秘めた想いが溢れ出すノラへの愛情や愛おしく想う気持ちが、とても純粋で心に沁みました。。
旦那のアーサー。妻のノラの様子が明らかに違うことを感じながらも、ノラがヘソンに会うことを止めずに静かに見守る愛情深いアーサー。だけどどうしても自信が持てずに「僕は2人の運命を邪魔する悪の米国人夫だ」と弱音を言ってしまうシーンはとても胸が締め付けられました。
バーで、自分が理解できない韓国語で話すノラとヘソンに、寂しい表情をしながらも怒ることや止めることなく見守るところも深い愛情を感じました。そしてノラはそんな夫の愛情にちゃんと気づき、夫婦の絆を大切にする言動が心に沁みました。。
そしてノラ。幼い頃に想いを寄せていたヘソンに再会し、ヘソンを見つめる眼差しが、恋する12歳の少女そのもので。。だけどニューヨークで作家活動に励む現状や、愛情深く仕事も生活も支えてくれる夫のアーサーを大切に想う気持ちが彼女の根底にあり。。
▼ノラはとても強い女性だと思いました
わたしはノラの表情や言動で「恋」と「愛」を感じました。ヘソンへ向ける眼差しや言葉な「恋する女の子」。そして夫アーサーへ向ける言葉や行動は「愛する女性」。
それを感じたのは最後の、ヘソンとノラの別れのシーン。ヘソンは「来世では僕たちはどんな関係だろうか?」という質問に対して「わからない。」と答えるノラ。
ヘソンは明らかに「来世では一緒になれる」という言葉を期待しており、ノラも分かってはいたけれど、そうは答えない。それは夫アーサーへの愛を貫く強い気持ちや、ヘソンへの想いを断ち切るための言葉のように感じます。
またヘソンの前では涙を見せずに別れて、家に戻る。そして玄関先で待つアーサーを一目見た瞬間に涙が溢れるノラ。それほどまでにアーサーを信頼し、絆があるからこそ涙が溢れて、そのノラを優しく迎えるアーサーも愛情深い夫だなと思いました。ノラはその「夫婦の絆」を裏切らないことを選んだ強い女性だなと思いました。#こんな女性になりたいよね
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投稿を表示私も鑑賞したのですが、あまりにも映画が良すぎて言葉にするのが難しい🩷
それでいまだコラムを書けず😅
最後のノラの涙で号泣して、しばらく席を立てませんでした😭✨