DISCASレビュー

『ゾンビマックス！ 怒りのデス・ゾンビ』（2014）は、キア・ローチ＝ターナー監督によるオーストラリアのゾンビアクション。彗星の影響で人類がゾンビ化し、燃料が使えなくなった荒廃した世界で、妹を救うため改造車で突っ走る兄バリー（ジェイ・ギャラガー）が、ゾンビの体液を燃料代わりにする奇抜な設定でサバイバルを繰り広げる。マッドマックス風の爆走カーチェイス、DIYアーマー、ユーモア混じりのゴア描写が魅力だが、B級らしいツッコミどころ満載の展開で賛否両論。ゾンビファンや世紀末アクション好きにオススメ。