ボルケーノ
ボルケーノ
1997年 アメリカ 劇場公開:1997年10月18日
スタッフ 監督:ミック・ジャクソン 脚本:ジェローム・アームストロング、ビリー・レイ 製作:
ニール・H・モリッツ、アンドリュー・Z・デイヴィス 撮影:テオ・ヴァン・デ・サンデ
製作総指揮:ローレン・シュラー・ドナー 音楽:アラン・シルヴェストリ
キャスト トミー・リー・ジョーンズ、アン・ヘッシュ、ギャビー・ホフマン、ドン・チードル、
ジャクリーン・キム、キース・デビッド、ジョン・コーベット、マイケル・リスポリ、
キャロル・リンチ、マルチェロ・テッドフォード、ローリー・ラザーン、ボー・イーサン、
バート・クレイマー、ジェームズ・マクドナルド、デイトン・キャリー ほか
地下工事が進むLAの街。珍しく中規模の地震が起きた朝、マッカーサー公園近くのマンホールの下から作業員が火傷を負って這いだしてきた。工事責任者は蒸気による事故だと報告するが、回収された7体の遺体のブーツが熱で溶けているのを見たロサンゼルス郡危機管理局(EOC)の局長ローク(トミー・リー・ジョーンズ)は、ただならぬものを感じる。近くを走る地下鉄の運行を休止するよう要請するが、地下鉄事務局は3万人の足を乱すわけにはいかないと、聞き入れようとしない。管理局の部下エミット(ドン・チードル)と無線交信しながら、耐熱服を着て地下道に潜ったロークは送信機が溶けだすほどの異常な高熱に、地質学資の応援を求め、カリフォルニア地質学研究所のエミー・バーンズ博士(アン・ヘッチ)がやって来る。すでに異変に気づいていた彼女はロークの制止も聞かず、同僚のレイチェルと共に調査に出掛ける。しかし、ちょうどその時、再び大地震が起こり、ロス全域が停電。地下で硫黄のような物質を採取していたレイチェルは広がった割れ目に落ち、噴き上がった蒸気に飲み込まれてしまう。

かなりの迫力があります。迫り来る溶岩から逃げ惑う人々、被災者を懸命に救おうとする医師達、それぞれの持ち場でそれぞれのベストを尽くそうする緊急災害チーム、そして意外だった地下鉄での人命救助、お約束の家族愛、2時間にも満たない時間で見事に完結している。全てが見応えあって最後までハラハラドキドキ出来た。もっと評価されて良い映画ですね。災害が発生した時、人種やカラーは関係ない、助けたいという思いが大切なんだ!という当たり前だけど当たり前じゃない簡単な事を映画化した内容でした。