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2025/11/15 17:43

フランケンシュタインの花嫁

フランケンシュタインの花嫁

 1935年 アメリカ 劇場公開:1935年7月11日

スタッフ 監督:ジェームズ・ホエール 製作:カール・レムリ・Jr 脚本:ウィリアム・ハールバ

     ット、ウィリアム・ボルダーストン 撮影:ジョン・J・メスコール 特撮:ジョン・

     P・フルトン 音楽:フランツ・ワックスマン 特殊メイク:ジャック・ピー・ピアース

キャスト ボリス・カーロフ、ヴァレリー・ホブソン、エルザ・ランチェスター、コリン・クライヴ

     、ウォルター・ブレナン、ジョン・キャラダイン、アーネスト・セジガー、O・P・ヘギー

     、ドワイト・フライ、E・E・クライブ、ウナ・オコナー、ダグラス・ウォルトン、ギャビ

     ン・ゴードン、レジナルド・バーロウ、メアリー・ゴードン ほか

科学者ヘンリー・フランケンシュタインが死刑囚の死骸を墓場から掘り出して、嵐の夜電撃によって再生させた「怪人」は、群衆に追い詰められて山頂の風車小屋に逃げ込んだが、火を放たれてついに焼死した……と思われたのであった。ところが悪運強い「怪人」は猛火に包まれたが、床下の水穴に落ちて助かったのである。一方、怪人との闘争で重傷を負ったフランケンシュタイン博士は新妻エリザベスの介抱に快方に向かった。ところが全て博士に生命創造の思想を吹き込んだプレドリアス博士が訪れて、生命創造に協力してくれと誘うのだった。フランケンシュタインは拒絶したが、プレトリアス博士も創造に成功したという話に好奇心を起こして、その奇妙な創造人形を見に赴いた。しかし協力することはどうしても承知しなかった。村人たちは森の泉で羊飼いの娘が怪人に殺された報せを受け再び怪人狩りに向かった。そしてついに補縛された怪人は町の石牢に鉄鎖でつながれた。

『フランケンシュタインの花嫁』は、1935年にアメリカのユニバーサル映画が製作したSFホラー映画。『フランケンシュタイン』(1931年)の続編。監督ジェームズ・ホエールと怪物役のボリス・カーロフは前作と同じ。エルザ・ランチェスターが怪物の花嫁とメアリー・シェリーの二役を演じている。1998年、アメリカ議会図書館は「文化的、歴史的、審美的に重要」としてアメリカ国立フィルム登録簿に保存した。また、スティーブン・ジェイ・シュナイダーの『死ぬまでに観たい映画1001本』に掲載されている。ユニバーサルは1931年、前作『フランケンシュタイン』試写会の時点で続編の製作を検討。ホエールは続編は前作を上回らないと思っていたので、記憶に残る変な映画を作ることにする。撮影所の広報担当によると、ホエールは撮影所の顧問精神病医と「怪物の精神年齢は10歳の少年並、感情年齢は15歳の若者並」に決めた。二人は撮影所にいた10歳の子供たちをテストして、怪物が喋ることができる簡単な44の言葉を選択した。前作から引き続き怪物役を演じるカーロフは「話すだなんてばかげてる。怪物が衝撃的で魅力的だったのは、はっきりと喋らなかったからだ」と怪物が言葉を喋ることに反対だった。

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