アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、私にとってMCUの歴史の中で最も衝撃的で、観終わったあとの放心状態が忘れられない作品です。2018年の映画で、ルッソ兄弟監督が10年分の積み重ねを一気に爆発させた、まさに「集大成の前編」って感じの超大作。サノスがインフィニティ・ストーンをすべて集めて「宇宙の半分を消す」計画を実行するまでの、絶望的なカウントダウンが、もう息苦しくてたまらないんですよね。
まず心に残るのは、サノスの存在感。ジョシュ・ブロリンの演技とモーションキャプチャが完璧で、ただの悪役じゃなくて「正義を信じている狂信者」として描かれてるのが怖いくらいリアル。ガモーラを犠牲にするシーンは、胸が張り裂けそうになるし、ストーンを手に入れるたびに強くなる彼の無敵感が、ヒーローたちをどんどん追い詰めていく。対するアベンジャーズ側は、初めて全員がバラバラに戦いながらも、互いの絆でなんとか食らいつく姿が熱い。アイアンマンとドクター・ストレンジのコンビ、キャプテン・アメリカとブラックパンサーの共闘、ソーやガーディアンズの乱入…どのシーンも「ここで会えた!」って興奮が止まらないんです。
でも、最大の衝撃はラストの「スナップ」。サノスが指を鳴らして、ピーター・パーカー、ドクター・ストレンジ、ブラックパンサー、スター・ロードたち…主要キャラが次々と消えていく描写は、映画館で観たとき本当に信じられなくて、みんなで息を飲んでた。観終わったあと「え、これで終わり!?」って絶望と怒りが混ざって、でもそれが「パート2を待て」って最高のクリフハンガーになってる。サノスの「完璧なバランス」っていう歪んだ理想が、観る側に「本当にこれで正しいのか?」って問いかけてくるのも、深くて怖い。
アクションのスケールも異常で、タイタンでの戦いやワカンダの防衛戦は、CGの美しさと迫力が半端ない。音楽もアラン・シルヴェストリのテーマが炸裂してて、毎回鳥肌立つ。MCUファンにとっては「これまでのすべてがここに繋がってる」って実感がすごくて、観るたびに新しい発見があるんですよね。