私の好きな映画

🎦劇場版TOKYO MER～走る緊急救命室～南海ミッション🎦

監督：松木彩

出演：鈴木亮平、江口洋介、賀来賢人、菜々緒、玉山鉄二、高杉真宙、宮沢エマ

鶴見辰吾、石田ゆり子　他

2021年7月～9月までTBS日曜劇場で放送していた人気ドラマの劇場版映画第２段です。実は私はドラマは最初の方をちょっと見ていただけで止めてしまった人です。でも、第1段の劇場版のみならず、続編映画が製作されたということは、これは相当人気があるし、相当面白いのでは？と期待が膨らみました。現に映画の予告編でも引き込まれたし、フィルマークスの評価もかなり高く、ドラマを見ていなくても楽しめるとあったので、見に行くっきゃない！劇場に足を運んで来ました。

まさにその通りで、ドラマも前作映画もちゃんと見てなくても、全く問題なしでした。凄く引き込まれて、終始手に汗握る展開に、ドキドキが止まりませんでした。そして、何度も何度も胸が熱くるシーンや言葉が目白押して、何度も涙が溢れました。とても良かったです。

それにしても舞台がトカラ列島とは！あまりにもドンピシャ過ぎて恐いです。

見どころ その1　大迫力の噴火シーン

今回はIMAXではなく通常版での鑑賞でしたが、それでも噴火シーンは大迫力で圧倒されました。流れ出す大量のマグマが村を飲み込もうと襲ってくるシーンは、まるで生きた大きな魔物のようで、逃げて！逃げて！と祈りなからドキドキしてしまいました。

見どころ　その2　重厚な人間ドラマ

東京EMRから指導員として半年の期限で南海EMRへ派遣されている喜多見ドクター(鈴木亮平）と蔵前ナース(菜々緒）、そして南海MERのチーフ候補である牧志ドクター(江口洋介）とスタッフたち(宮崎エマ、高杉真宙、生見愛瑠)が繰り広げる人間ドラマに胸が熱くなります。命を預かるという任務の重さ、緊急事態に対する的確な判断と対応、医療従事者も生身の人間であり恐さも有るなか、危険を省みず住民を救おうとするその強い使命感には感動の嵐でした。

見どころ　その3　逃げるだけじゃない、住人たちの勇気と団結にも感動！

漁師でありユーチユーバーでもある麦生(玉山鉄二)をはじめとする住人たちの勇気ある行動にも胸が熱くなり、涙が！危機的な状況の時こそ、人間性が表れますね。

見どころ　その4 　問われる政府の迅速な対応

試験期間終了を間近に南海MERの存続するか否かの討議の最中に起こったこの災害に、現場で立ち向かうチームの援護を政府が迅速に行えるのか、それは政治的な思惑も絡んで展開されます。一分一秒を争うこの状況で人の命の重さに変えられるものはないはず。映画の中の政府は素晴らしかった！(ただ一人を除いて！実際ああいう政治家の方の方が多いのでは？という気もしますが(--;))

MERは出動した現場で「死者を一人も出さない事」、これが彼らの使命。果たして今回の大災害に一人の死者も出すことなく全員を救えるのか？

繰り返し書いてしまいますが、とにかく手に汗握る展開に、ずっと前のめりで見入ってしまいました。鈴木亮平演じる喜多見先生の緊急時にも慌てることなく、冷静な対応と呼びかけが素晴しいです。喜多見先生に『大丈夫ですよ』と言われると、本当に大丈夫な気がしてきますね。

エンドロールには、実際に救急医療の現場で奮闘する方々の写真が流れて、彼らへのリスペクトが感じられました。

猛暑の夏に心も猛暑の如くに熱くなる作品です。とてもおススメ🎦

ドラマ版はこちらからレンタルどうぞ

（画像をクリックするとリンクに飛びます）

劇場版第1作のレンタルはこちらからどうぞ

（画像をクリックするとリンクに飛びます）