【ネタバレ】映画『グランツーリスモ』で新たな映画体験を見つけた映画っ子の話
9月26日(火)※この記事を読んだ人はぜひいいねしてください!いいね返しに行きます😊
プライベートも仕事も忙しくて少し疲れているけど11月に楽しみがいくつかあるからそこまで踏ん張る映画っ子です。
さて。
今日は「グランツーリスモ」を見てまた映画の可能性が広がったなぁと感じたお話です。#ネタバレがあるのでご注意ください!
▼「グランツーリスモ」とは
全世界でシリーズ累計9000万本を売り上げた日本発のドライビングゲーム。そしてこの映画は「グランツーリスモ」から生まれた実話を元にした映画です。
オーストリアのレッドブル・リンク、ベルギーのスパ・フランコルシャン、ドイツのニュルブルクリンク、日本など、実在するサーキットを舞台に計65台の車両を使った大掛かりな制作となった本作品。
日産自動車とプレイステーション(SIE)が「GTアカデミー 」というプロジェクトを立ち上げたところから始まります。ここでは世界中から集められた「グランツーリスモ」ゲームのトッププレーヤーたちが、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーへ育て上げられます。#ゲーマーからプロデーサーへ
前代未聞のチャレンジで「不可能を可能にする」と決心した欧州日産チームのダニー・ムーア。そしてグランツーリスモゲームの生みの親、山内一典。#この2人の出会いが奇跡の始まり
グランツーリスモを使って日産車のプロモーションをしたいダニー。グランツーリスモを使って、ドライビングスキルを学べて、プロフェッショナルレーシングドライバーになれることを証明したかった山内。#世界一過酷な夢への挑戦。へ
▼この作品の魅力
わたしはこの作品は正直あまり注目してませんでしたが、評判がとても良すぎるから、なにも前情報は入れずに期待もそこそこに映画館でひょろっと見てみました。#ひょろっと見るってなに
もう終始興奮しました。私は元々このゲームはやってないし、マリオカートすら数えるくらいしかやったことないくらいゲーム音痴です。そんな私がめちゃくちゃ興奮しました!
ドライビングシュミレーターって男の子のゲームって思うじゃないですか?男のロマンスっていうの?いやぁ、これは女子でも大人でも子供でもワクワクしてしまう映画ですね。そして今年トップ3に入る映画だし、映画館で絶対に見るべき映画です!#保証します
▼とにかく映像と音響効果が最高!
カーレースって迫力と勢いあるイメージじゃないですか?確かに映画「グランツーリスモ」も映像もすごくスピード感があって迫力があったのですが、けっこう丁寧に絵づくりされているのが良かったです。#勢いで誤魔化してないところ #ちゃんとシーンごとに狙いのあるカメラワーク
カーレースのシーンでは車がカッコよく見えるアングルだけでなく、地面スレスレのローローローアングル、ドローンを使って観客の歓声に近づくカット、ワンショットから俯瞰ショットまで一連で見せたり、結構計算づくで考えられて丁寧に撮られたカットが多い印象でした
また爆発や事故のシーンなど実際にやっちゃってるところ、CGに頼りすぎてないところいいなぁって思いました。
そして耳からも楽しめる映画でもあります。使用されているサウンドトラックも映像をより際立たせていて、とくにカーレースのSE(サウンドエフェクト)は印象的なものばかりで良い演出でした・・#音に注目して2回目見にいきたい
▼個性的なキャラクターたち
出てくるどのキャラクターも魅力的でめちゃくちゃ良かったです!俳優陣も豪華で外しようのない完璧な演技だったと思います。
「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、ものすごくアメリカのティーンエイジャーっていう感じで思春期まっしぐらなゲームオタクな感じが良かったです(実は本人もスタントとして本作品制作に大きく関わる)
ゲーム坊やたちを指導する鬼教官ジャック・ソルター。かつては名レーサーとして活躍する選手だったが、ある日突然引退し、今ではバックヤードで働くチーフエンジニア。GTアカデミープロジェクトによってまたレース界のに引き戻される。
GTアカデミー創設者の欧州NISSANチームのダレン・コックス。彼の博打の賭けのようなこのプロジェクトを熱狂的にそしてビジネスチックに率いる。映画公開直前に、撮影で実際に使用されたR35型 日産「GT-R NISMO」をオークションに出品し27万5000ポンド(現在の為替レート約5000万円)で落札し、大きな宣伝戦略をも成功させる。
▼リアルな映画じゃない、リアルの中にいる映画
私は今年公開されていた「スラムダンク」にもとても熱くなり劇場で4回みました。#多すぎ #暇なんか私
なんでスラムダンクにこんなにハマったかというと山王戦の試合シーンがもはや「リアルな試合シーン」を超えて「試合の中に入っていくリアルな感覚」がしたからです。これは映画業界としても何かひとつ抜きん出ていて、映画体験という意味や可能性を広げて一個上の次元に押し上げた作品な気がしました。
その感覚がこの映画にもありました。1年に2回もそんな作品に出会えるとは思ってませんでした。でも「リアルで迫力のあるレース」ではなく「レースの中に入っていくリアルな感覚」にちゃんと向き合ってつくられた作品な気がしました。
まだまだ映画は公開中です。ぜひみに行ってみてください!#回しものではありません #あくまで個人の感想です
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