カッツ
2025/10/21 08:13
雨の訪問者
970年製作のフランスのサスペンス映画。監督はルネ・クレマン、主演はチャールズ・ブロンソン。当時の彼は世界的に高い人気を誇っており、その存在感が本作にも強く表れている。
物語は、雨の日に訪ねてきた不審者によって主人公の恋人が襲われ、彼女がその男を殺してしまうという衝撃的な展開から始まる。静かな田舎町の空気と雨の情景が、サスペンスの緊張感を一層高めている。
また、テーマ音楽はフランシスレイ作曲で近年あまり耳にすることはないが、映画音楽としては非常に印象的で、当時の作品を象徴する名曲といえるだろう。映像と音楽が一体となって、独特の余韻を残す作品だった。
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