だいなみ
2024/10/16 00:13
どんな気持ちで見返すのか「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
シビル・ウォー アメリカ最後の日
あらすじ
アメリカで内戦が勃発し、ワシントンD.C.の没落が秒読み段階になっていた。
そんな中、ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かうが…
最高に刺激的なロードムービーを見てしまった。
アメリカの内戦をジャーナリストの目線で描いた今作。
火だるまの人、撃たれて死んだ人、拷問され吊るされた人と拷問した人。
どんな気持ちで撮ってどんな気持ちで見返すのか。
この仕事をするのはきっとお金だけではない何かがあるはず…
リーのジャーナリズム魂がそれを体現してると思っていて彼女の決断はあれで正解だったと思う。
戦争の方に目がいきがちだけど、ジャーナリストが武器を持たずカメラだけ持って戦場に行ってるのを見て何がそうさせるんだろう。の気持ちの方が強く見てた!
ジェシーはあの写真をこれからどんな気持ちで見るのだろうか。
リーが撮らせてくれたあの写真は絶対に消してはいけない。
今作は「どこのアメリカ人だ」っていう質問だったり、大統領への質問など、一つ一つ考えさせられるズシッとくる重い言葉が多かった。「それでいい」にはたくさんの気持ちと意味があったし、軍人のシーンは特にインパクトが強かった。
印象に残ってるシーンはたくさんあるけど、“日常”を見て「タイムトンネルを抜けたのか?」という台詞が心に残ってる。
そんな寂しいこと言わないで欲しい。
日常は日常だから日常なのに。
それを崩す未来は来てほしくないよ。
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