ストーリー

k.a
2025/07/21 10:07

ことの終わり / サントラ 洋画オリジナル

「ことの終わり」(原題:The End of the Affair、1999年)のサウンドトラックは、ニール・ジョーダン監督のロマンティック・ドラマ映画を彩るマイケル・ナイマンの繊細で情感豊かなスコアが特徴。レイフ・ファインズとジュリアン・ムーア演じるモーリスとサラの不倫と戦争下のロンドンを描く物語を、ナイマンのミニマリストなピアノと弦楽が切なく表現。「The End of the Affair」や「Diary of Love」は、抑制されたメロディで二人の情熱と葛藤を強調し、グレアム・グリーンの原作の重厚な雰囲気を反映。全体として、映画の官能的で悲劇的なトーンを音で体現した名盤だが、単体ではナイマンのミニマリズムがやや映画の文脈に依存する印象も。

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