DISCASレビュー

　ラフさん、初めまして。さっちゃんと申します。
　この作品、サム・ペキンパーの代表作の一つとしても、マックィーンのアクションの到達点の一つとしても見所満載の映画ですね。脚本にウォルター・ヒルも参加していて結構、贅沢な作品だと思います。銀行強盗で裏切り、マックィーンに殺されたと思われて、命をとりとめ、マックィーンとアリ・マッグローの夫婦を追ってくるアル・レッティエリがいい味を出してましたね。
　私、銃器とかも好きなので、マックィーンが持っているコルトＭ１９１１とか、レッティエリの持つコルト・パイソンとかに、つい眼がいってしまいますが、やっぱり一番のクライマックスは銃砲点でハイスタンダードのポンプ・アクション・ショットガンを手に入れたマックィーンが追ってきたギャング連を片付けるシーンでしょう。
　パトカーをおシャカにし、一人ずつ片付けていく。特にエレベーターを撃ってケーブルを切断し、乗っていたギャングを墜死させる場面は印象に残ります。誰か、暇な人がいて発射弾数を数えていて、一箱分、２５発を発射したことを確認したそうです。