k.a
2025/07/10 05:20
1945 イッター城の戦い
映画『1945 イッター城の戦い』(2024年、マクシミリアン・エルフェルト監督、ダニエル・グローガン主演)は、第二次世界大戦末期の1945年5月5日、ヒトラー自決5日後に行われた実話ベースの戦争アクション。オーストリアのイッター城に収容されたフランス高官(元首相エドゥアール・ダラディエやポール・レノーら)を救うため、アメリカ軍第12機甲師団、反ナチスのドイツ軍レジスタンス、フランス人捕虜が共闘し、ナチス武装SS部隊と戦う。敵同士の異色な連携と、ヨーゼフ・ガングル少佐やジャック・リー大尉の勇敢な行動が描かれる。チロルの山城を舞台にした戦闘シーンは緊迫感があるが、低予算ゆえの装備や制服の不正確さ、CGの粗さが目立つとの声も。Filmarks平均2.5点と評価は低めで、史実の感動を再現しきれずB級感が強い。戦争映画ファンや史実愛好者には興味深いが、演出の雑さが気になる一作。
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